大阪にあるMBSラジオの番組プロデューサー・大沼耕平容疑者(57)が、知人の女性宅に無断で侵入したとして、住居侵入容疑で逮捕されたことが明らかになった。逮捕は21日で、本人は容疑を認めているという。
「大沼容疑者は『MBSヤングタウン』で複数曜日を担当。明石家さんまさんが出演する土曜日のプロデューサーも務め、番組内でさんまさんに“すすはらい”と呼ばれてイジられるなど、名物スタッフでした」(お笑いライター)
ハロプロメンバーにセクハラ企画も
女性宅に侵入したのは4月14日。週末には会社内で情報が共有されていたようで、先週土曜日放送の『ヤングタウン』では異変が。
「放送して30分あたりで、収録スタジオにMBSの社長が来たとさんまさんがイジるシーンがありました。そのときは“俺ら変なこと言うてないよな?”と笑いに変えていましたが、さんまさんたちが収録しているのは東京スタジオ。わざわざ大阪から社長が訪問するのはおかしいなと思ったのですが、今思えば大沼容疑者のことを直接さんまさんに伝えるために足を運んだのでしょう」(番組リスナーの男性)
“すすはらい”の愛称は「お寺ですすはらいするお坊さんに似ているから」が由来で、独身だった大沼容疑者のためにさんまが共演者の女性を交えて、食事会を開くこともあった。
「土曜日の『ヤングタウン』女性レギュラーは、モーニング娘。らが所属するハロー!プロジェクトの現役メンバーやOGが務めていることから、“ヤン娘。”と呼ばれていました。'14年には大沼容疑者が元モーニング娘。の石川梨華さんがタイプということで、さんまさんの計らいで、“お見合い食事会”を開いたこともあります」(同・お笑いライター)

番組内外でさんまが可愛がっていた大沼容疑者だが、ハロー!プロジェクトファンからは評判が悪かったという。
「『ヤン娘。は癒せません』というハロプロメンバーに、セクシーな言葉を言わせるコーナーがあったんです。セリフはリスナーから届いたものなのですが、それを選んでいたのが大沼容疑者。アイドルに言わせちゃダメだろ? というようなどキツいセクハラワードも少なくなかったので、“すすはらい”を嫌っているファンも多かった。
19年間続く長寿コーナーでしたが、コンプライアンスの強化もあり'23年末に同コーナー終了した時には、歓喜するファンが相次ぎました」(ハロプロファンの男性)
今回の逮捕で番組から外されるのは間違いないだけに、ハロプロメンバーやファンはホッとしていることだろう。