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 “2016年ブレイク必至!”と、若手イケメン俳優の注目株として人気上昇中の竹内涼真(22)。

「出せるものは全部出そうと思います!」

 『仮面ライダードライブ』では主役を務め、昨年の『下町ロケット』では佃製作所で働く若手技術者役で涙の熱演を見せた。

 そして現在放送中の『スミカスミレ 45歳若返った女』(テレビ朝日系/毎週金曜夜11時15分~ ※一部地域を除く)では、これまで演じてきた役とはまったく異なる、イマドキの大学生役を演じている。

「僕が演じるのは、大学のゼミの中でも盛り上げ役。僕もクラスではあんな感じでしたね。あ、あんなにチャラくないですよ(笑い)」

 自分でも“ポジティブな人間”と言い切るほど明るい彼も、その裏にはあるつらい“挫折”の経験があったそう。

「ずっとサッカー選手になりたくて、東京ヴェルディのユースにも所属していました。でも、すごくうまい子たちを目の当たりにしたら、そこでひるんじゃって……。メンタルが弱かったんだと思います」

 このことがあってからいったんは落ち込むも、“このままじゃダメだ”と再起を図った先は芸能界だった。

「何か大きな賞をとれば、サッカーをやめる親への説得材料にもなるし、芸能界の道も開けるかもしれないと思って。そしたら見事、オーディションでグランプリ! 今では何でもポジティブに考えるようにしています。そしたら運気がいい気がするんです(笑い)」

 その言葉どおり今夏公開の映画『青空エール』ではメーンキャストに大抜擢。

「今度は野球部のキャプテンを演じます。僕はサッカーで生きてきたから野球はまったくの初心者。『スミカスミレ』の収録が終わったら髪を切ります。短髪姿も、楽しみにしていてください!」

 ちなみに好きな女の子のタイプは?

「年齢が近い子がいいなぁ。僕、スポーツやっていたから年齢が離れていると先輩・後輩関係になっちゃうんです(笑い)」

 バレンタインが終わって、もうすぐホワイトデー。

「たとえバレンタインにくれた子の中に気になっている子がいても、お返しはみんな同じものを用意します。そこで区別したら何て言われるかわからないですからね。女子は横のつながりがありますから……怖い……(笑い)」

 1993年生まれ。『minaカレグランプリ』を獲得し、2013年に芸能界デビュー。2014年には『仮面ライダードライブ』の主役に抜擢され、その後、ドラマ、映画で活躍。現在はテレビ朝日系『スミカスミレ 45歳若返った女』に出演中。8月には出演映画『青空エール』の公開が控えている。

撮影/佐藤靖彦