20150120 hatsumode matsuoka kokubu nagase koixhi sakamoto morita A
 今年でめでたく20周年を迎えるジャニーズアイドルグループTOKIOは今年が記念年。

「先輩の『SMAP』は20周年の年、中国で3万人コンサートを開催。後輩の『嵐』はというと10周年の年国立競技場3日間公演を行いました。TOKIOも記念コンサートとして今年、全国を回っていますが、規模は地方ホールがメーンとささやかですね」(スポーツ紙記者)

 ジャニーズの2大グループに挟まれている、いわば“谷間”の印象があるTOKIO。その人気は及ばないと思いきや、実はSMAPや嵐よりも“上”なんだという。

「彼らの大活躍番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日テレ系)は、常に視聴率10%台後半を記録しています。SP時には20%を超えることもあるんですよ。これはほかのジャニーズグループを寄せつけないほどの圧倒的な数字です。もしかしたら、視聴者各世代で安定した知名度、人気があるのがTOKIOなのかもしれません」(広告代理店関係者)

 そして、ほかのアイドルの定番「歌って踊る」のではなく、バンド仕立てなのも一線を画している。その強みは、20周年を記念して参戦した音楽フェスにも表れた。

「ジャニーズがフェスに参加すること自体が初めてのことなんですよ。客の大半をロックファンが占める『サマソニ』では口パクはもってのほか。求めているのは熱い生ライブですからね」(参加したファン)

 何でもヘタなパフォーマンスをするグループには、容赦ないブーイングが飛ぶこともあるのだという。そんな中で“アイドル”TOKIOがステージに上がった。

「でも、フタを開けてみれば入場制限がかかるほどの過熱ぶり。7曲を歌い終えると、最後には長瀬クンが“プレゼントしたい曲がある! 20年前のデビュー曲、みんな歌えるか!?”と、全員で『LOVE YOU ONLY』を野太く大合唱。いつもは頼りなさそうなリーダーですが、彼のギターソロは男性ロックファンの心をガッチリつかんでいました。イメージが変わりましたね」(参加したファン)