10月22日、東京都内で行われた主演映画の舞台挨拶で、山下智久は神妙に頭を下げた。
「前日に警視庁麻布署が山下くんを書類送検したんです。6月に起きたトラブルが原因で、器物損壊容疑で送検されるという結果になりました」(スポーツ紙記者)
事件があったのは、今年の6月25日深夜のこと。山Pが錦戸亮、赤西仁と六本木の路上を歩いていたところ、一般人と口論に。その一部始終を動画撮影していた女性の携帯を山Pが持ち去ったという。
「後日、所属事務所の関係者が麻布署にケータイを届けたそうです。ただし、山下クンがそのケータイをイジろうとして誤ったパスコードを何度も入力したことでロックがかかり、使えない状態になっていたとか」(前出・スポーツ紙記者)
なんとか示談にはなったものの、大きな出費を強いられることになった。「支払った示談金は何と300万円だそうです。山下クンがなかなか示談交渉に応じず、謝罪もなかったことで話がこじれてしまったとか。警察が9月末に書類送検をすると、山下クンの担当弁護士がやっと示談を申し込んだということです。書類送検が想定外だったようで、300万円という金額をのまざるをえなくなりました」(捜査関係者)
さらに追い打ちをかけたのが、ある報道である。
10月15日の夜、山Pが高校時代の同級生でハーフモデルの大森美知と二人でホテルに入ったところを週刊誌に撮られたのだ。事態を重く見たのか、ジャニーズ事務所はイベントの前日、本人を含む関係者を呼び出した。
「事務所が山下クンに飲酒や深夜外出を控えるよう注意していた矢先だったので、キツくお灸を据えられたようですね。翌日のイベントもハレの舞台なのに、書類送検報道のタイミングと重なってしまった。それで“緊急謝罪”することになったんでしょう。事務所としては、ジャニーズを辞めた赤西クンといまだにつるんでいることも気に入らないみたいですね。“今回がラストチャンス”とまで言ったとか」(芸能プロ関係者)