'15年も国民的アイドルとして大活躍した嵐、そして20周年記念イヤーを駆け抜けたV6。2大グループに“絡んだ”のは、'07年デビューの9人組グループHey! Say! JUMPだ。
「今年は『ワクワク学校』で『嵐』と、『24時間テレビ』で『V6』と共演するなど露出が目立ちました。とにかくメディアに顔を売り続けた、嵐のブレイク時と扱いが似ているんですよ。'17年のデビュー10周年に向けて、来年は彼らの“ブレイク前夜”になりそう」(テレビ局関係者)
今年7月に冠番組『いただきハイジャンプ』がスタートし、12月30日には特番放送も決定した。そして30日、31日には京セラドーム大阪で単独カウントダウンコンサート開催を予定。
6年ぶりに嵐が司会を務める、東京ドーム『ジャニーズカウントダウン』には中継で登場するようだ。
そのHey! Say! JUMPのカウコンチケットはインターネット上でのオークションなどで、約3~4倍(定価6800円)ほどの価格で取引されている。
「Hey! Say! JUMPのファンクラブ会員数はこの1年間で約5万人増えたといいます。180万人ともされる嵐は別格ですが、24万人に到達したHey! Say! JUMPは若手としてはトップクラス。年末に向けてさらに高騰しそう」(アイドル誌編集者)
嵐もまた、ブレイク前夜には会員数が一気に約6万人増加。25万人到達以降は青天井に伸び続けた。そのためか、人気に便乗したチケット転売者も増加。ときに10万円以上にもなるプラチナチケット扱いとなった。Hey! Say! JUMPも同じ道を歩むのかもしれない。
そんなJUMPを牽引するのが、絶対的エース山田涼介(22)。'04年にジャニーズに入所すると、'06年には早くもドラマ出演。翌'07年にJUMP結成、11月にデビューとトントン拍子。
'10年には同じくJUMPメンバーの知念侑李(22)、中山優馬らと『NYC』を結成、同年のNHK紅白にも初出場した。
「『24時間テレビ』特別ドラマ主演を務めましたね。“THEアイドル”として自分の魅せ方、役割を熟知しています。陰で必死に努力する姿に、ジャニー喜多川社長は彼の舞台を見て涙したといいます」(前出・アイドル誌編集者)
'92年バルセロナ五輪で池谷幸雄らと銅メダルを獲得した元体操選手、知念孝の息子・知念侑李。'04年に映画初出演、NHKドラマで初主演とJr.時代より大活躍。
「かわいらしいルックスとは裏腹に、やはり元五輪選手の息子。アクロバティックなダンスが得意で、ジャニーズお家芸のバック転のキレも随一です。嵐の大野智を尊敬しているそう」(スポーツ紙ジャニーズ担当記者)
'13年の『半沢直樹』(TBS系)以降、コンスタントにドラマ出演、来年1月に映画初主演作も公開される中島裕翔(22)。Jr.時代は山田よりも嘱望される存在だったとか。
「2人はライバル関係にありましたが、中島クンの背が伸びすぎてしまったため、バランスをとるためにセンター交代になったとも。が、それを武器にしてモデル業や俳優業にいそしみ、現在のブレイクを勝ち取りました」(前出・アイドル誌編集者)