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 国内外に大きな衝撃を与えたSMAPの解散報道。木村拓哉はジャニーズに残るという報道が出ているが、木村以外のメンバーは、大いに動揺しているという。納得のいく理由もなく事務所をクビになり、しかもクーデターを起こしたと汚名も着せられているからだ。

 だが、救いの手を差しのべる人物が出現する。

「ある芸能プロのA社長が、4人のメンバーをジャニーズ事務所に戻れるように立ち上がったんです。このA社長は芸能界の重鎮で人望もあり、メリーさんといえども、無視できない存在。12月下旬に1度、メリーさんとこの件で会っているようですが、さすがにこのときはメリーさんの怒りがまだ収まらないのか、“戻さない”の一点張りだったそうです」(テレビ局関係者)

 だが、解散報道が出て以来、A社長だけでなく、財界筋なども、SMAPの存続をメリーさんに訴えているという。

「A社長は再度、メリーさんに会い4人のジャニーズ復帰を訴えるそうです。もし彼女の怒りが契約の切れる9月末までに収まらない場合、自分の事務所で4人を預かる覚悟もあるそうです。ただ、A社長はSMAPの存続を最優先に考えている。

 木村とほかのメンバー4人が別々の事務所になったとしても、コンサートだけは続けさせたいと。AKB48のように所属事務所は別々でも、そのときは集まるようなシステムです。その儲けがすべてジャニーズ事務所に入るとしてもです」(前出・テレビ局関係者)

 取材した結果、まだメンバー全員がジャニーズ事務所へ戻る可能性も残されている。もし、別々の事務所になったとしても、コンサート活動を続けることは限りなく高い。つまり、SMAPは存在し続けるのだ。

 だが、騒動を見た元ジャニーズ事務所所属のタレントは、ため息まじりにこう漏らす。

「今も所属しているメンバーに聞くと、すべてのタレントとスタッフが、メリーさんの顔色をうかがいながら活動している。昔から生活面とか礼儀とか怖かったけど、今はそれとは異質の恐怖があるようですよ。SMAPも追い出され“Iマネ派”だったKis-My-Ft2なんか、“次は自分たちじゃないか”ってビクビクしているそうですよ」