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 昨年はドラマの出演はあったものの、いちばんやりたかったアーティスト活動ができなかった山下智久。今思えば、大みそかのカウントダウンコンサートに出演したことが、活動再開の狼煙となっていたのかもしれない。

「1月28日には、東京・立川で行われていた『back number』のライブを見に来ていました。出演していた月9ドラマ『5→9』(フジテレビ系)の主題歌を彼らが歌っていたので、同じ歌手として売れっ子バンドのライブを見るという研究の要素も兼ねて行ったんでしょうね」(レコード会社関係者)

 山下といえば、SMAP解散騒動でジャニーズ事務所を去ったIマネジャーが面倒を見ていた。実はかねてから山下を中国へ進出させようと、昨年秋ごろから水面下で準備を進めていたのだ。

「Iマネジャーの中では、アジア圏で人気の高い山下クンを向こうで本格的に活動させたかった。だいぶ具体的なところまで話は進んでいたといいます」(芸能プロ関係者)

 山下が中国に目を向けたのにはこんな理由もあった。

「親友の赤西クンが、中国でめざましい活躍をしているんです。昨年12月に北京で行われたエンターテイメントジャンルの授賞式で、日本人としては初となる『アジア人気アーティスト賞』と『年度音楽大賞』の2部門を受賞。

 中国で放送されるドラマにも出演が決定しており、今ではほとんど付き合いがなくなったとはいえ、赤西クンの動向は気になるのでしょう」(前出・芸能プロ関係者)

 この言葉を裏づけるかのように、昨年12月には、公式サイトでファン向けに中国語でこんな日記を書いている。

《中国のファンのみなさん、ずっと応援くださりありがとうございます。(中略)私は引き続き頑張り、今後機会があれば必ず中国でライブを行い、みなさんとお会いできればと思います》

 しかし、実現が目前に迫っていた“中国進出”が白紙になってしまったのだという。

「やはりIマネジャーの退社がいちばんの原因だと言われています。現地とのやりとりもすべて彼女がやっていましたから。山下クンも“今後どうしたらいいの?”と、かなり動揺しているといいます」(前出・芸能プロ関係者)