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 60万部ヒットのベストセラー『フランス人は10着しか服を持たない』(大和書房)が話題。テレビや雑誌で活躍中のスタイリストJさんに直撃!

■1 細めボーダートップス

「今期、性別・年齢問わずに流行っているのが細めのボーダー柄です。色みはネイビーより明るめのブルーのほうが、きれいめな着こなしができます。インナーにリネンシャツなどを合わせると、おしゃれ上級者に」

■2 リネンシャツ

「肌触りがよく、夏にピッタリのリネンシャツ。ユニクロなどのファストファッションでもプチプライスで購入できるので、色違いで持つ人も多いです。インナーにもアウターにも使えるスグレモノですよ」

■3 デニムシャツ

「デニムシャツは薄めの色を選び、デニムパンツと合わせてデニム・オン・デニムにしても◎。パンツにもスカートにも合わせられますし、長い丈ならインナーに取り入れて襟と裾をのぞかせてもOK」

■4 柄ありレインコート

「『トラディショナルウェザーウェア』という英国のブランドが、シンプルなチェック柄のレインコートを発売。見るからに雨具ではなく、トレンチコートのような形。梅雨の時期でもおしゃれに過ごせます」

■5 ロングカーディガン

「ただ羽織るだけなのにおしゃれ度が増すのがロングカーディガン。編み目の細かいハイゲージのものを選ぶと、こなれて見えて子どもっぽく見えません。体形に合った丈を選んで、太く見えないように注意」

■6 ガウチョパンツ

「テロテロした素材で体形隠しもできちゃう優秀アイテム。どんなファッションでも合わせやすいです。ただし、ボリューミーな服は膨張して見えるので、トップスはコンパクトにまとめるようにして」

■7 デニムパンツ

「濃い色を1本持っておくといいと思います。タイトなものだけではなく、少しゆるいシルエットのデニムをはき、足元はカジュアル感を出して。エナメルのパンプスやヒール靴をはくとピリッと締まります」

■8 柄つきストール

「イタリアブランド『ファリエロサルティ』のカラフルな大判ストールは、身につけるだけでファッションに色みを取り入れられて便利。おしゃれ初心者の方にも扱いやすいのでオススメです」

■9 ストローハット

「日焼け防止にとかぶっている人もいるけれど、おしゃれにもひと役貢献できます。ポイントはできるだけ帽子のつばは小さめのものを選ぶこと。つばが大きなものだと、どうしても老けて見えてしまうからです」

■10 かごバッグ

「『サンアルシデ』というブランドのかごバッグは、カバンの口をリボンで閉じられるスグレモノ。普通のかごバッグも取っ手に布を巻きつけると、おしゃれなオリジナルバッグになりますし、夏っぽさも出ます」