ソチ五輪で日本に初めての金メダルをもたらした羽生結弦選手。その愛くるしい笑顔とは裏腹に、喜びを爆発させたときのワイルドな表情とのギャップが今なお女性の心をくすぐっている。
今後のフィギュア界を引っ張っていく“若き日本のエース”の知られざる素顔とは!?
なんでも実はかなりの負けず嫌いだとか。羽生選手が小・中学生のころに指導にあたっていた都築章一郎氏はこう振り返る。
「小学生のときは、毎日のようにリンクで上級生とケンカして泣かされてましたよ。でも、決まって“負けるか”って言って彼らに向かっていくんです。いっこうに引かなかったですから。おっとりしているように見えますが、そういう一面もあるんですよ」
好きな食べ物はというと、寿司や焼き肉、エビフライとヘビーなものが多い。
「理由は、自分が好きな量だけを口にすればばいいから。カツ丼やステーキなど、器や皿に1人前の分量がほぼ決まっている料理だと、途中で残すことになるのが嫌なんだそうです」(羽生選手の知人)
体脂肪率3%で食が細いと思われがちだけど、実は大食漢なのかも!? また、こんなかわいい一面も。羽生選手の心をつかんで離さないのが『くまのプーさん』。リンク上でもティッシュを入れるカバーにプーさんを使っている。
「安定した顔で、見ていると緊張がほぐれるから好きなんですって」(スポーツ紙記者)
そういえば、コーチのブライアン・オーサー氏もよく見るとプーさん似かも……。
記者も驚くほど、勉強熱心なところも強さの秘密。演技終了後の“キス&クライ”(演技が終わった選手が、得点を待つ場所のこと)では、技術点と構成点の合計点が発表されるのみで、演技構成やジャンプなど細かい点数の内訳まではわからない。
「取材エリアの記者たちに“今のスピンは何点でしたか?”“どこで減点されていましたか?”と逆質問してくるんです。仲のよい記者には演技の感想も求めて、意見交換し合うこともしばしば」(前出・スポーツ紙記者)