不倫ドラマ『昼顔』(フジテレビ系)では、一見ナヨッとした高校教師でありながら、鍛えられた肉体を惜しみなく見せて、そのギャップに世の女性を悶絶させた斎藤工。優しいのに危険な色気が漂う彼のルーツは実家にあった。
両親は“東京住みたい街”ランキングの上位に入る住宅街で多国籍料理の『D』を営んでいる。昼過ぎに店を訪れると、すでに先客が2組いた。壁には斎藤がCMキャラクターを務める飲料水のポスターが貼られている。
カウンター4席にテーブルが3卓の店内は、白が基調で窓が広く明るい雰囲気。ランチメニューから一番人気という『ケバブライス』をチョイスした。ひき肉を棒状に丸めてグリルし、ライスとサラダを添えたワンプレート。スパイスの効いたケバブはとってもジューシーだ。
調理を担当する背の高いヒゲの男性がお父さんらしい。分厚い唇がよく似たワイルド系だ。料理を運んでくれた小柄で目元の優しい女性がお母さんのようで、思わず“似ていますね”と言うと、「そうかなあ、ありがとう」と照れぎみの反応。
訪問は8月だったので『昼顔』の話をすると、「最後どうなっちゃうんだろうね?」と、お母さんも興味津々の様子だった。本人もときどき店に顔を出すとのこと。
「常連客でいっぱいになることもあるから、電話してから来てね」