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 7月5日、加藤浩次が主演するコントライブ『イルネス製作所~今世紀最大の発明~』に山本圭壱が飛び入り参加した。

「山本さんが見に来るということは加藤さんの耳にもなんとなく入っていたと思うのですが、まさか、あんな展開になるとは誰も思っていなかったはずですよ」(舞台関係者)

 9年ぶりの“共演”が実現。“極楽とんぼ復活!”と大きな話題になった。

「山本さんは客席の明かりが消えてから席に座ったので、来場客にはほとんど気づかれていませんでした。でも、終演後におぎやはぎの矢作さんがステージ上で、山本さんが来ていることを明かしたんです」(居合わせた観客)

 その瞬間、客席から割れんばかりの歓声が上がり、会場中で“山本コール”が沸き上がったという。

「山本さんは “出ないよ”って意味で、ずっと手で×マークを作っていました。でも、歓声はおさまる気配がなくて……。“しょうがない”と思ったのか、最終的にはステージに上がったんです」(前出・居合わせた観客)

 しばらく表舞台から遠ざかっていたとはいえ、さすが芸人。キレは衰えていなかった。

「ステージまで行く間もアドリブで踊りながらでしたから観客はそれだけで大ウケ。壇上では往年のケンカコントみたいなことをしていました。加藤さんから“まずお前は謝れ”とツッコまれると“これから一生懸命、頑張ります”と再起を誓う場面も。9年間一線にいなかった人がいきなり臨機応変に対応できるってことに驚きましたね」(前出・居合わせた観客)

 終演後に楽屋を訪れた山本は、関係者ひとりひとりに「ご迷惑をおかけしました」と謝罪して回っていた。

「加藤さんを含めた出演者たちからは“打ち上げがあるので行きましょう”と熱心に誘われていました。本人もすごく行きたかったはずですが、最終的には申し訳ないと思ったのか、遠慮したみたいですよ」(前出・舞台関係者)