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 紅白歌合戦出場リスト発表が迫り、「再び返り咲くか!?」と話題の“あゆ”こと、浜崎あゆみ。最近は外見の劣化ぶりについても話題になることが多い。そこで高須克弥院長に現在の“あゆ”について、美容外科医としての意見を聞いた。

――浜崎あゆみの劣化が騒がれていますが、院長から見て劣化していると思いますか?

高須「26歳と36歳で外見を比べちゃったら、だいぶ見た目は違うと思うよ。で、この人いくつだっけ?」

――(あゆのいろんな写真を見せながら)1978年生まれの36歳です。

高須「写真を見る限りでは、彼女は太ったり痩せたりするタイプだね。この人(浜崎あゆみ)は、歌姫だけあってたるみは少ない、でも、ほうれい線が深くなるのは仕方ないんだけどね。人間ってさ、歳をくうとしなびて干し柿みたいになっちゃうのは当たり前なんだけど、彼女はどちらかというとふっくらタイプ」

――(最近の浜崎あゆみの写真を見せて)この夏にご自身の写真展に顔を出した時に報じられた写真です。

高須「あれ? 若くなっているよ。頬にたるみもないようだし、(何年か前の彼女と比べて)ほうれい線も消えて、顔もぷっくり。年相応に若い!」

――本当に若くなったような感じがします。ネット上では“お直し”疑惑もありますが。

高須「いや、太ったんだよ。太ったぶん、シワが伸びて顔は若返ったけど、身体はコブタちゃん。でも僕は、今の彼女が一番いいと思う。一般の人だと、顔とおっぱいはしなびるのに、腹が出ちゃう(笑)。彼女は、年齢のわりには、顔もおっぱいもムチムチしている!」

――顔とおっぱいがしなびるのに腹が出る、その現象は女性として身にしみてわかります……。

高須「大丈夫。単純にそうなったら、お腹の脂肪を頬に移せばいいんだよ。僕が初めて顔に脂肪注入を施したのは26歳の女性。今の時代はもっと美容整形に寛容になっているんだから、抵抗ないでしょ?」

――ちなみに誰もが試せる、劣化をとめる方法ってあるんでしょうか?

高須「家で食べるものに気をつける、とか、運動をする、とか、サプリメントをとる、といった類いは、結局はそうそう劣化をとめられないんだよね。やっぱり少しはお金をかけることも必要かな。ヒアルロン酸とかボトックスとかウルセラマシーンとか。これで十分若くいられる。長い目で見て日割り計算すると安いかもよ(笑)」

――やっぱり“美”を保つのは大変なんですね。

高須「彼女だっておそらく、もっと若い頃に美容の礎は築いていて、それから数年経った今、ただメンテナンスを怠っているだけといった感じでしょう」

――そうなんです。彼女は、最近はやたらと“柔らかく自然体”だということをアピールしているようです。

高須「“痩せているのが美しい”と勘違いしている歌姫よりも、僕は好感が持てる気がするけど。欲をいえば、目の下のくぼみに多少ヒアルロン酸を入れたら、とってもよくなると思う。あとは、よく食べて、よく寝ること」

――よく食べてよく寝たら、よけい太りそうですね(笑)。

高須「苦労人の演歌歌手じゃないんだから、痩せて老けて見えるよりはよっぽどいいよ(笑)」

<プロフィール>

高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)。賞金総額250万円、高須クリニック主催の『Yes! 動画コンテスト』が現在開催中。 http://yes-jinsei.com/cm/

高須院長Twitterアカウント @yes_jinsei