20150217 aikosama (3) B

 学習院女子中等科に進学された愛子さま。学習院初等科卒業の際にはこんな一幕も。『6年生を送る会』では、愛子さまは10数人の卒業生代表と一緒にお礼のメッセージを述べられたという。

「毎年、在校生による合奏などで6年生を送り出す行事ですが、今年は“返礼”の演奏もありました。愛子さまたち卒業生は、B’zの『ultra soul』を木琴で、嵐の『Happiness』は鍵盤ハーモニカで演奏し、ファンキーモンキーべイビーズの『あとひとつ』を合唱されました」(学習院関係者)

 学習院女子中等科に進学された愛子さまだが、その裏では学校側はさまざまな“愛子さまシフト”を計画しているという。

「2016年の春から学習院大学は、『国際社会学部』(仮)を新たに設立することになりましたが、愛子さまの入学を意識した“宮さまシフト”だと囁かれています。愛子さまの大学入学は5年後になりますが、大学側も不備のないように万全の準備をして愛子さまをお迎えしたいようです」(前出の学習院関係者)

 学習院ではグローバルな人材を育てることを目的に新学部を構想中で、大学のホームページではすでに専任教員を募集している。その背景にあるのは、皇室の“学習院離れ”ともささやかれている。

「悠仁さまも中学校以降、学習院に進学されるかは不透明ですし、愛子さまも成績優秀で東京大学を目指しているという報道もあります。学習院としては、皇族に興味を持っていただく環境作りが急務となったのです。佳子さまご入学とともに新設された文学部の教育学科も、佳子さまのために作られた学科だといわれています」(別の学習院関係者)

 ところが、その佳子さまも学習院を中退し、国際基督教大学へ。さらに、初等科3年になる直前に愛子さまは学校で“不安感”を持ったとされ不登校ぎみに。いわゆる“イジメ騒動”で、雅子さまのご同伴が1年半以上続く事態になった。

 雅子さまも、学習院へ期待と不安の入り交じった複雑な“親心”を持たれているはずだ……。

 そもそも、皇族方だけではなく、アーティストのオノ・ヨーコさん(81)や、元TBSアナウンサーの小島慶子さん(41)ら多彩な人物を輩出している学習院女子中等科とは、どんな校風なのか。

「一昨年から女子中等科と女子高等科の科長(校長)が、水谷真知子さんという学習院出身の今年64歳のベテラン女性教諭になりました。皇族を特別扱いする先生ではないので、どのような指導力を発揮するのか注目されます」(中等科関係者)

 さらに、こんなエピソードを明かしてくれたのは、ある学習院OB。

「水谷先生は以前、成績が悪かったある女性皇族の保護者面談のときに、母親である妃殿下に対してズバッと正論を吐き、指導したという逸話も残っています」

 女子中等科ならではの、特色のある授業もある。

「水泳の授業が多く、何種類もの飛び込み方法から古式泳法まで学ぶのでハードです。泳ぎが得意ではない愛子さまは、一昨年の沼津の遠泳で500メートルを泳ぎ切ったそうですが、苦手意識があれば苦労されるかもしれません。また、中1の道徳の授業では礼法の講座があり、和室で和服姿の先生にマナーや挨拶をしつけられます」(同・OB)