お忍びで作品展やコンサートにもお出ましになっているが、昨年のゴールデンウイーク中は、那須御用邸での静養もなかった雅子さま。そんな雅子さまのご体調について、東宮職関係者はこう打ち明けてくれた。
「病状が悪化しているわけではなく、お住まいでのお仕事が立て込んでのお疲れのようです。ご体調がよくなるとお仕事が増え、お疲れがたまるサイクルになってしまうそうなのです」
“温存説”を唱えていたのは、ある皇室関係者。
「雅子さまは、昨年5月23日からの徳島県での『みどりの愛護』のつどいと6月17日からのスイス訪問のために体調を整えられているのではないかという話もありました。
『みどりの愛護』は1泊2日で出発も午後とゆったりとした日程で、雅子さまのご同行を念頭においたものともいえるものでした。これに出席し調子がよければ、スイスを訪問されるというものです」
しかし結局、それも欠席され、スイスも皇太子さまおひとりで訪問されることが、閣議で了承された。別の東宮職関係者はこう話す。
「そもそも今回のご訪問は、日程が長く過密日程になりそうなので、現在の雅子さまの体力では難しいのです。1週間でチューリヒ、ヌーシャテル、インターラーケンを周遊されることになります」
これが温存説ならば、あまりに長すぎる温存ではないだろうか――。