★号泣必至!?「動物と人」編★
■『HACHI 約束の犬』
(’09.07.31 皇太子さま、雅子さま、愛子さまがご鑑賞)
愛犬家としても知られる皇太子ご夫妻、愛子さまがご出席。実は愛子さまが映画館で鑑賞されたのは、この日が初めて。皇太子ご夫妻は「映画館で見る初めての作品が本作で、とてもよかった」と述べられたという。また、日本語の吹き替え声優を担当した北大路欣也によると、雅子さまは作中、涙をぬぐっていたとか。
●あらすじ
忠犬ハチ公の物語がハリウッドで映画化。ある日、大学教授のパーカー・ウィルソンに保護された迷い犬の秋田犬。ハチと名づけられた子犬は成長し、夕方5時になるとパーカーを駅で出迎えるようになっていた。しかし、パーカーが大学の講義中に倒れて……。
「忠犬ハチ公の物語が、ハリウッドにかかると派手に盛られるんだろうと思いきや、そこはラッセ・ハレストレム監督。地味な話を地味なまま、温かい絆の物語として丁寧に語っていてさすが! 教授とハチの仲よくなっていく過程がよくわかるから、教授を待ち続けるハチの愛が胸に迫って泣けます」(映画ライター・若林ゆりさん)
発売元・販売元:松竹 価格:4104円
■『旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ』
(’09.01.27 秋篠宮さまと紀子さまがご鑑賞)
社団法人日本動物園水族館協会の総裁を務める秋篠宮さまと、紀子さまがご鑑賞。マキノ(津川)雅彦監督は体調不良のため無念の欠席となったが、「素晴らしい作品」と両殿下がお褒めの言葉を述べられたことを受け、出演の西田敏行は「この感動をマキノ監督にそのままお伝えします」と挨拶した。
●あらすじ
経営困難で閉園を迫られていた旭山動物園。園長の滝沢をはじめ、飼育係たちは園を復活させるべく日々奔走していた。やがて、夜の動物園などのアイデアが話題となり、徐々に活気を取り戻していくが……。全国屈指の人気動物園になるまでの奮闘を描く。
「今や北海道の観光名所となった旭山動物園にも歴史あり。廃園危機からいかに立ち上がったかを描いているので、現在の旭山動物園をたっぷり見られるのかと期待するとちょっと違う。その、冴えない時代の園内を、茨城のかみね動物園で撮影しているというのも興味深い。ヒロインは歌舞伎俳優・中村勘九郎夫人の前田愛。名女優なんだから」(映画ライター・中山治美さん)
発売元・販売元:株式会社KADOKAWA 価格:4104円