学校や教育委が、報道を規制しようと躍起に

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記者(写真左)をマークする監視員。記者の真後ろにピッタリつくことも
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 地区の教育委員会によると、

「母親グループ内のLINEのやりとりでトラブルがあったことは学校から報告が入っていますが、内容については把握しておりません。報道された児童のいじめに関しても亡くなったおふたりの子どもさんに対するいじめではありませんでした」

 どんな内容のLINEだったかは定かではない。普段ならやり過ごせる言葉でも、精神的に不安定な状態のときに投げられた言葉が彼女たちの心をえぐり、また拠り所となっていた友人を亡くしたB子さんが後を追った可能性も否定できない。

 ただB子さんについては、子どもを預けるなどしていた隣家の奥さんとも仲がよく、悩みを打ち明けていたというから、A子さんの自殺で相談する人がいなくなったわけでもなく、疑問は残る。

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 真相がはっきりしないこともあり、普段は平和なこの町が、夏祭りも中止になるほど騒然となっている。学校や教育委員会は、遺族が心身疲れ果てていることを受け、住民に対し、取材に協力しないよう促すなど、報道を規制しようと躍起になっている。

 住民が本当に望んでいるのはそんなことではない。母親の1人がこうつぶやいた。

「小さい町だから小学校1年から6年までクラスが一緒。簡単に引っ越すこともできない。追いつめられても逃げ場がないんです」