皇太子妃雅子さまが、11月1日に訪問された学習院女子中・高等科の文化祭「八重桜祭」。学習院関係者はその様子をこう明かす。
「雅子さまは、鹿児島から帰京した翌日に学習院に来て、夕方5時までの7時間近く熱心に見学されていたのには驚きました。
皇太子ご夫妻は、日曜の午前10時半ごろに学校に入り、ご一緒に文化祭の展示などを熱心に見学されていました。夕方にお帰りのときは、車の中から校門の外に居合わせた人たちに手を振られていたそうです」(同・関係者)
雅子さまは、『国民文化祭』開会式などに臨席するため、10月30日から1泊2日で鹿児島県をご訪問。
31日にお帰りになった翌日も疲れた様子を見せず学習院に駆けつけられたのは、愛子さまの確かなご成長を見届けたかったからだろう。
別の学習院関係者が証言する。
「今回の文化祭で、愛子さまが在籍する中2のクラス(中組)では、『ブタ恋。』というゲームや展示などを楽しむ出し物をしていましたが、愛子さまは受付係を担当されていました。
廊下の受付でテキパキと景品を渡し、模擬店では食券と商品を交換する係もして、すっかりお姉さまらしくなられていました。そんな様子を見て、皇太子ご夫妻もお喜びになったのではないでしょうか」
展示コーナーでは、愛子さまが家庭科の授業で制作された、ニワトリとヒヨコに風船の刺しゅうをした三角巾とエプロンも飾られていたという。
「昨年の今ごろ、愛子さまは遅刻や不規則な登校を繰り返し、雅子さまのご心労は募るばかりだったと思います。
しかし最近は、学校生活に適応し、お友達とも仲よくされているようなので、雅子さまも安心されていると思います」(同・関係者)
今年の2月には、皇太子ご一家をお世話する東宮職のトップ・小町恭士東宮大夫から“週に2回の公務は難しい”という発言が出るほど、病状が芳しくなかった雅子さま。
愛娘のお元気な様子が、“エネルギー源”になっているのかもしれない。