大ブレイク中のディーン・フジオカが3月30日にアルバム『Cycle』を発売した。しかし、この作品は店頭では発売していない。
「'08年から'13年の間に書きためていた中から10曲が収録されている彼の初CDです。'13年には完成していたんですが、ブレイク前だったので発売は見送りに。彼が監督・脚本・主演を務めた映画『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』の主題歌『My dimension』だけがiTunes限定で配信されていました」(音楽ライター)
朝ドラ『あさが来た』の五代さま人気で問い合わせが殺到し、急きょ発売が決定。ただ所属事務所のショッピングサイト『A！SMART』(アスマート)での限定販売。
「利用するためには会員登録をしてIDを発行するなどの作業が必要です。私の知人も“すごく欲しいのに、普段はネットショッピングをしないから、どうすればいいかわからない”とオロオロしていましたよ」(前出・音楽ライター)
彼のファンの中には、普段からパソコンやスマホを使わない人も多いという。なぜ店頭販売できないのか。これには少し理由があったようで……。
「CDショップなどに流通させる場合は、3か月くらい前から準備するのが普通です。今回は、殺到する問い合わせを受けてすぐに発売という運びになったので、オンライン販売以外は間に合わなかったそうです。“鉄は熱いうちに打て”ということで、早急な販売に踏み切ったのではないでしょうか」(レコード会社関係者)
朝ドラの後は『ダメな私に恋してください』(TBS系)でラブコメもイケるところを見せ、NHKのスペシャルドラマでの主演も決定している。俳優としてさらに活躍が期待される中、ミュージシャンとしての活動にも積極的だ。
「JFL×TSUTAYA ACCESS!のキャンペーンソング『Hello Radio』にも参加しています。毎年、音楽界の著名人が集まるプロジェクトで、木村カエラ、KREVA、スキマスイッチの大橋卓弥などの豪華メンバーが歌っています。その中にディーンさんも仲間として迎えられたわけですね」(前出・音楽ライター)
ディーンは《シンガーとして活躍している人たちと一緒に参加出来て、新人歌手のつもりで歌いました。光栄に思います》と、公式サイト上でコメント。
「今回の反響を見て、事務所サイドは店頭販売も検討しているみたいですよ」(前出・レコード関係者)
