現在、全国アリーナツアー『2PM ARENA TOUR 2016 “GALAXY OF 2PM”』で、列島縦断中の6人が、先日リリースし自己最高の売り上げとなったアルバム『GALAXY OF 2PM』のリパッケージ盤を発売する。 ツアーのスタイリングを担当しているウヨンはこう話した。
「僕が信頼するメンバーたちのいちばん魅力的なカラーを引き出したいと考えました。そして、単純に6色ではなく、それぞれの色が組み合わさると、銀河のようにまばゆい色に輝く。そんな姿をお見せしたいと思っています」
ウヨンが手がけた『天の川~GALAXY~』を初収録した、このリパッケージ盤には、ファン垂涎の特典DVDが。昨秋のツアー『2PM Six “HIGHER”Days』で、大好評だったメンバーのソロライブコーナー(6人がほぼ日替わりで披露)を収録しているのだ(初回生産限定盤のみ)。
メンバーにとってもうれしい知らせだったDVD化について、6人がコメント&ファンのみなさんへのメッセージを寄せてくれた。
・Jun. K(28)
「感想をひと言で表すのなら“めっちゃ大変!”(笑)。ステージの時間は30分程度でしたが、ふだんは6人で担当していることを全部ひとりでやる、いわばミニソロコンサートですから。
限られた時間の中で、2PMのステージと並行して準備したので苦労しました。でも、そのぶん6人のカラーを見せることができたので、やってよかったと素直に思います」
・ニックン(27)
「あのときのことを思い出すだけで、いまだにドキドキします(笑)。そのくらい、緊張していましたから。ピアノのパフォーマンスを披露するために、とにかく練習をたくさんしたんです。
ソロステージでしょう? キーをひとつでも間違えると目立っちゃうじゃないですか。だから、絶対に間違えられないと思って。舞台の上では、余裕な顔をしていたけど、心の中は全然違いました」
・テギョン(27)
「あのツアーのとき、死ぬんじゃないかと思った瞬間がありました(笑)。というのも、僕のさまざまな魅力をみなさんに見ていただきたくて、すごく努力したから。
かわいく、カッコよく、ギターまで弾いて、さらに名古屋では、ほかの会場では披露しなかった曲のパフォーマンスまでしました。だから、死ぬかと思ったんです。(うつむきながらポツリと)むやみにソロするものじゃないですね……」
・ウヨン(27)
「“みんなが楽しめるステージにしたい”。そう思って、ミュージカル仕立ての演出にしました。客席に向かってふざけてみたり、ダンサーさんにお花をあげたり。相手と呼吸を合わせる力と演技力が必要なパフォーマンスでしたが、いかがでしたか? 僕は十分に楽しめたと思っているんですが、みなさんもそうだとうれしいな」
・チャンソン(26)
「あのころのことを思い返すと申し訳なさと悔しさが浮かびます。当時は体調が悪くて、ツアー前半はステージに立てなかったんです。腕をケガしても、腰をケガしても、メンバーのみんなはステージに立ってきたのに、僕は……。
中盤以降から参加した僕のソロステージも収録されている、このDVDを見て『Six “HIGHER”Days』をコンプリートしてください」
・ジュノ(26)
「『Six “HIGHER”Days』で、2PMとしてみなさんにお会いできるうえ、ソロステージもできることが、僕は素直にうれしかったです。
いろんなスケジュールが重なっている中で、準備しなくてはいけないことが増えていくのは大変でしたけど、むしろそれがヤル気に火をつけたというか(笑)。簡単にはいかないほうが、僕は燃えるみたいです!」
取材・文/中川薫 撮影/廣瀬靖士