水族館アイドル総選挙2016

 大人も子どもも一緒に楽しめる夏の定番スポットといえば、やっぱり水族館

 水族館にはコツメカワウソやイルカ、クマノミなど愛らしく個性的なアイドルがたくさん。キュートな候補たちから、あなたの“推し”を見つけてみては。

■会いに行けて握手もできるアイドル――コツメカワウソ

 やまとは、お散歩中に飼育員の長靴の後ろに隠れたり、肩に乗ったりと甘えん坊。〝握手〟体験では小さな指とプニプニ肉球が観客のハートをつかんでいる。(写真:サンシャイン水族館

■生まれたときから水泳エリート――バンドウイルカ

 今春、立て続けに出産があり、3頭の赤ちゃんが成育中! 母親と寄り添ったり赤ちゃん同士でじゃれ合ったり、今しか見られない姿は必見。(写真:下関市立しものせき水族館「海響館」)

■泳ぎがヘタでもヒレで歩きます!――カエルアンコウ

 背ビレの先端についたトゲをエサに見せかけ、ヒラヒラさせて獲物を釣る。泳ぎは苦手で、ヒレを手足のように動かしてノロノロ歩く姿がユニーク。(写真:横浜・八景島シーパラダイス)

■ウロコなしで勝負します!――メコンオオナマズ

 メコン川にしか生息しない希少かつ世界最大のナマズ。写真のヌンは推定18歳の人気者。顔の下側についたつぶらな目がクセになる。(写真:世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふ)

左上から時計回りにカクレクマノミ、スナメリ、セイウチ、イロワケイルカ
左上から時計回りにカクレクマノミ、スナメリ、セイウチ、イロワケイルカ

■強いモノを味方につけて、賢く生きる!――カクレクマノミ

 愛らしく、鮮やかな黄色の体で背ビレや腹ビレをヒラヒラさせて泳ぐ姿は飽きない。イソギンチャクの毒に耐性があり共生関係にある。(写真:鳥羽水族館

■いつもにっこりスナメリスマイル――スナメリ

 スナメリは小型のクジラの一種。写真は、昨年生まれた赤ちゃんで、救護された個体同士(両親)の繁殖は国内初。7月から展示デビュー!(写真:下関市立しものせき水族館「海響館」)

■得意技は〝ぽちゃ踊り〟――セイウチ

 しずくは、今春生まれたばかりの女の子。器用な両親のパフォーマンスを一生懸命まねする様子が萌える! と評判で、飼育員は「ぽちゃ踊り」と呼んでいる。(写真:おたる水族館

■白黒つけるのは大人になってから♪――イロワケイルカ

 昨夏に生まれた男の子ライトは、母親のステラにくっついて離れない甘えん坊。臆病で怖がりな性格だけど、たくましい立派な男の子になってね!(写真:鳥羽水族館

左上から時計回りにコンペイトウ、フンボルトペンギン、カリフォルニアアシカ、ジェンツーペンギン
左上から時計回りにコンペイトウ、フンボルトペンギン、カリフォルニアアシカ、ジェンツーペンギン

■何事も丸くおさめてみせます!――コンペイトウ

 お団子のようなコロンとしたフォルムがクセになる可愛さ。丸いお腹にはなんと吸盤がついていて、さまざまな場所にくっつくことができる。(写真:鳥羽水族館

■温度管理?甘やかさないでよね――フンボルトペンギン

 今春、2羽生まれたヒナは、フンボルトペンギンでは世界初となる凍結精子を用いた人工授精によって生まれている。これは、国内初の偉業!(写真:下関市立しものせき水族館「海響館」)

■一夫多妻のアシカ界に舞い降りた天使――カリフォルニアアシカ

 お母さんアシカのナミは、今回が初めての出産で最初はおっかなびっくりだったが今では立派に子育て中。水族館生まれの個体は人懐っこく、顔をのぞき込んでくることも。(写真:海遊館)

■ヒナのときだけふわもこ――ジェンツーペンギン

 海遊館では、子育て中の親子を間近に見ることができる。ふわふわの羽毛に包まれたヒナが、親の足の間に挟まったままエサをもらったり、あたりを見回す姿に萌え(写真:海遊館)