’12年に丸の内駅舎の保存・復元工事が終わったあとも、改札内外にはさまざまな商業施設がオープン

 日本を代表するターミナル駅・東京駅。’12年に丸の内駅舎の保存・復元工事が終わったあとも、改札内外にはさまざまな商業施設がオープンし、駅そのものが都内屈指の観光スポットに。

 その一方で、「美味しいお店や、人気のお土産が買える場所がわからない……」という悩みを抱えている人も多いはず。そこで、東京駅を熟知したプロのみなさんに聞いた楽しみ方を紹介。

■女性に人気の地酒が飲み放題

 ほろ酔い気分を味わいたい人には、落ち着いた店内で地酒が楽しめる『くえ』がピッタリ。同店には女性客も多く、全国の地酒を飲み比べるほどの日本酒女子も少なくないとか。

【郷海酒宴 くえ 東京駅グランアージュ店】
日本全国47都道府県、約50種の地酒が楽しめる日本酒飲み放題(1人30分500円)のお店。自慢の地酒と店の名物『殻付き蒸し牡蠣シャベル盛り』(1杯500円)の相性はバツグン♪ 石垣産の生シークワーサーをかけて召し上がれ
東京都千代田区丸の内1-11-1 PCP丸の内ビルB1

■フレンチと宇治茶、奇跡の出会い

 京都に本店を持つ『福寿園』では日本のお茶をフランス料理に用いたふれんち茶懐石に舌つづみ。お茶の香りが漂う店内で贅沢な時間が味わえます。この時期は、宇治抹茶金時氷セット(1200円)が人気とのこと。

【ふれんち茶懐石 京都 福寿園茶寮】
四季折々の旬の食材に、宇治茶を合わせた福寿園オリジナルコース(ランチ『雅』4000円/ディナー『富小路』1万2000円など全4コース)が魅力。コースの締めくくりに点てる抹茶は、都会の喧騒を忘れさせてくれる
東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅 グランルーフ3階

■行列パンを好きなだけ

 八重洲の地下に広がるショッピングモール・八重洲地下街に位置するサンドッグイン神戸屋では、ランチビュッフェを展開。とても手ごろな値段設定なので、親子連れや女子会にオススメです。

【サンドッグイン神戸屋】
ベーカリーの老舗・神戸屋のイートインスタイルのお店。11時~14時のランチビュッフェ(各税込み大人994円、小学生以下497円)では、サンドイッチやピザトースト、新作パンの食べ放題を毎日実施し、行列ができるほどの人気
東京都中央区八重洲2-1八重洲地下街八重洲地下1番通り

《この人に聞きました!》
◎鉄道会館・森下大輔さん
東京駅のエキナカ施設の開発、運営を行う株式会社鉄道会館の販売促進グループ・係長として勤務。「東京駅は複雑な造りですが、冒険心がくすぐられて楽しいんですよ」

◎八重洲地下街・小澤知子さん
八重洲の地下に広がる巨大ショッピングモールを運営する八重洲地下街株式会社の営業推進グループ・係長。今回の企画ではオススメの場所がありすぎて、選ぶのが大変だったとか。