メンバー間にそんな雰囲気が漂う中、デビューから3か月後の12月には、森進一の息子である森内が学業に専念するために脱退。これを皮切りに人材の流出が続く。
「'05年7月に内が未成年飲酒で無期限謹慎処分、'06年1月には、草野が未成年飲酒疑惑騒動を受けて活動を自粛。6人での活動を余儀なくされたのです」(スポーツ紙記者)
こうして6人になったNEWSは、連帯責任で'06年5月から年末まで、活動を自粛することになる。
「NEWSとしての活動は基本的にNG。そのため当時は、台本などに“NEWS”という文字があると、そこに二重線が引いてありました。それを見るたびに、メンバーは胸を痛めていたといいます。小山クンは“俺はNEWSなのに……”と語っていたそうです」(前出・芸能プロ関係者)
その後、テゴマスや山下のソロ、グループでの台湾公演など、着々とキャリアを重ねる中で、激震が走った。
「'11年10月に、錦戸が関ジャニ8、山下がソロでの活動に専念することが発表され、現メンバーの4人が残ることになりました」(前出・スポーツ紙記者)
しかし、そんな4人を待ち受けていたのは、非情なファンの声だったという。
「錦戸と山下は、NEWSの中でも人気を二分するツートップ。その2人がいないグループのことを“イチゴのないショートケーキ”“具のないおでん”“○○と愉快な仲間たちの愉快なほう”とファンたちは揶揄していたそう。本人たちの耳にも入っていたことは確か。特に加藤はショックを受けていたといいます」(前出・芸能レポーター)
先日放送された、小山のレギュラー番組『チカラウタ』(日本テレビ系)に出演した加藤は、錦戸について、“趣味は合ったけど(脱退直後は)反発心で好きだけど嫌いだった”と語っている。
「“残り物”という烙印を一部で押される中、活動を続けるのか、それとも解散するのかというギリギリの話し合いが行われていたそうです」(前出・芸能プロ関係者)