8月14日、さいたまスーパーアリーナで開催されたコンサート『関ジャニ∞リサイタル 真夏の俺らは罪なヤツ』で“事件”は起きた。
このツアーでは『BANG!BANG!バカンス』『夜空ノムコウ』と、SMAPの歌を関ジャニメンバーが披露している。
「彼らがJr.として伸び悩んでいた'02 年、人気上昇のきっかけとなったのが、かつてSMAPが出演したミュージカル作品の再演でした。
メンバーにとってSMAPはいわば大先輩であり恩人。横山裕は中居正広、錦戸亮は木村拓哉をそれぞれ尊敬する人物として挙げています。関ジャニメンバーもまた、今回の解散報道に心を痛めているSMAPファンなんです」(アイドル誌編集者)
独立騒動を目の当たりにしたメンバーは、コンサートで歌を歌うことによってSMAP再建を願っていたのかもしれない。しかし13日の深夜、むなしく最悪の結果が叩きつけられた。
「コンサートでは『夜空ノムコウ』を歌った後、“本家”ではキムタクが担当する最後の口笛パートを村上以外のメンバー6人で吹く演出になっています。
本当なら『夜空~』のメロディーを吹くところですが、それぞれ各公演ではアドリブで違った曲を披露したりもしていました。
でも14日の夜公演では、メンバーの誰かが『メリーさんの羊』を吹いたというのです。これがどういうことか、ジャニーズファンであればピンとくるでしょう」(スポーツ紙記者)
ジャニーズ事務所で『メリー』といえば、ナンバー2のメリー喜多川副社長にほかならない。昨年からの独立騒動で、いまや一般的にも知られる存在となったメリー氏。社長はジャニー喜多川氏であるも、彼は主にプロモーターであることから、実質、ジャニーズを牛耳っているのは“女帝”メリー氏だとも言われる。