'88年のSMAP結成当初、草なぎは11歳の小学生だった。四半世紀以上の月日をSMAPとして過ごした彼は、いつの間にか自分の主張を持った一人前の大人になっていた─
「シンゴー! シンゴー!」
'09年4月、草なぎ剛が泥酔して全裸になり、公園で暴れ公然わいせつの現行犯で逮捕された事件を記憶している人も多いだろう。連行されるとき草なぎが叫んでいたのは香取慎吾の名前だった。SMAP結成当時から仲がよいことで知られるふたりの信頼関係だ。
「草なぎさんの酒グセの悪さは有名で、以前から慎吾さんが草なぎさんの酒量を控えさせるストッパー役。ふたりでレギュラーを務めていたラジオ番組でも公然と“つよぽん、飲みすぎには注意してください”なんて言われてました」(ラジオ局関係者)
草なぎは20代前半からこんなことを言っていた。
「昼間からビールを飲むのが好きで水やジュースと同じ感覚。友達から“お前、酒乱なんじゃないか?”と言われていたそうです」(アイドル誌記者)
逮捕直後には、「深夜の街中でウォーと大声で叫びだしたり、足下をふらつかせながら、車道に飛び出したり。泥酔すると危なくてしょうがない」などというテレビ局関係者の声も聞かれた。