そんな三宅と同様に、現地レポーターに大抜擢されたのが風間俊介だ。実際に競技場に赴き、現場の盛り上がりを伝えてくれる。
「風間さんは去年、ドーハで行われた『障がい者陸上世界選手権』競技大会の取材も担当していました。そのとき、義足に興味を持って、実際にはいてみるなど体当たりで取材をしていたといいます」(制作会社スタッフ)
また、そのときのこんな偶然の出会いが、障がい者スポーツへの理解をさらに深めるきっかけとなった。
「高校の同級生だった村上清加さんと会ったのだそう。彼女は大腿義足の100m走の陸上選手です。高校を卒業してから事故にあっているため、この日まで風間さんは彼女がどうしていたか知らなかったのだとか。今回は、残念ながら出場を逃してしまいました」(前出・制作会社スタッフ)
ファンのために手話を身につけた三宅と同級生の思いを背負って現地入りした風間。日本選手団の活躍をアツく伝えてくれるに違いない。