雨宮3兄弟で作ったグループLINE
TAKAHIRO:撮影の前に、登坂が3人をLINEでつなげてくれたんです。雨宮兄弟というグループ名で。
登坂:クランクインの前から3人で、何気ない、ごく普通の会話をしながらコミュニケーションをとっていました。工さんとも、とくに役について話をすることもなく。
TAKAHIRO:一緒に現場でつくり上げていく感じでした。撮影は海外でもあったんですが、先に僕らが現場入りしていたので、ロケ地の環境とか、撮影現場の状況を写真とともにお伝えしていて。工さんが合流されたときは、「やっとお会いできた」という感じでした。
長年、俳優をやられている工さんの立ち居振る舞いはさすがで、僕らも引っ張っていただきました。役者として大きな一歩というか、成長させていただけました。
──ちなみに、LINEでの雨宮兄弟のグループは続いている?
TAKAHIRO:はい。撮影が終わってグループから退出されたら、さすがに悲しいです(笑)。
登坂:悲しすぎます(笑)。3人しかいないですし(笑)。
TAKAHIRO:“登坂広臣が退出しました”って 。余計、話しかけるの緊張するわ(笑)。
──今作でも、アクションシーンが盛りだくさんですが、大変だったことは?
登坂:正直、たくさんありました(笑)
TAKAHIRO:毎日、ピンチでした(笑)。海外の撮影場所がすごく暑くて、さらに湿気もすごくて、体感温度が80度くらいだったような(笑)。
登坂:(笑)。日に日に温度が増していく感じでした。
TAKAHIRO:そんな環境の中で革ジャンやスーツを着てのアクションだったので、びしょびしょになるくらい汗をかきました。けっこう、鍛えられました。
──劇中では、とにかくカッコいいおふたりの姿を見ることができますが、もし、自分が女性だったら、異性として相手に興味を持つと思いますか?
TAKAHIRO:はい。登坂は、とにかくツンデレが容赦ない。
登坂:容赦ないって(笑)。
TAKAHIRO:クールなイメージがあると思うんですが、すごくお茶目な部分があって、ネアカ。それに、この美しい横顔にぞっこんかなと思います。
登坂:僕も、TAKAHIROさんって、性格が明るくて優しいですし、懐も深い。それは、男女関係なく。同性からも頼りになる存在なので、女性はもっと素敵だなと感じると思います。
TAKAHIRO:それに一途なんで僕ら。以上です!
登坂:(笑)。
TAKAHIRO:以上です(笑)。
──最後まで笑いに包まれたインタビューですが、最後に作品の見どころを。
TAKAHIRO:いままで謎に包まれていた雨宮兄弟の過去や現在。そして、未来を感じていただけるようなストーリー性のある作品になっています。より、僕らが演じている雨宮兄弟のことが深掘りされているので、女性には感情移入しやすく、見やすいと思っていただけると思います。
もちろん、感動もあります。クールだった広斗のおちゃらけた部分も見られるので、楽しみにしていただきたいです。
登坂:家族や兄弟の絆が深く描かれているので、ご覧いただいたあとに、何かを感じとっていただけると思います。前作が、大迫力で壮大なスケールの話だったんですが、今回はスポットを絞って、人間模様、人間物語をより深く描いているので。
TAKAHIRO:心温まるよね。
登坂:そういった部分を楽しんでいただけたら。それと、工さんの胸キュンシーンもあります。それは、見てのお楽しみです(笑)。