「新垣のファンは星野が彼女に何をしでかすか、毎回やきもきしてドラマを見ているようで、ツイッター上では星野に嫉妬する書き込みが殺到しています。これも彼が注目されている証拠でしょうね」(テレビ誌ライター)
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)は初回平均視聴率こそ10・2%だったが、回を追うごとに数字は上昇し、第7話(11月22日放送)では13・6%を記録。今期もっとも注目されているドラマだ。
恋愛経験ゼロの独身サラリーマンを演じて、人気急上昇中の星野源。そんな彼の魅力と素顔に迫ってみた。そもそも今、なぜブレイクしているのか、法政大学社会学部の稲増龍夫教授はこう分析する。
「劇団『大人計画』出身なので、阿部サダヲや宮藤官九郎と同じにおいがしますね。サブカル的、オタク的で草食。イケメンでも男くさくもないから、サブカル女子、クセのある女子に好かれる要素が強いと思います。
最初に出てきたときは“なんでこの人が?”みたいに思われていたのが、見ていくうちにだんだん引き込まれてクセになっちゃう。しかも才能があって、オタクテイストも満載。掘り下げていくとこんなに面白い人はいない。男子も最初は拒否反応を示しますが、今はこんなやつがモテるのかと、彼のファンになっちゃうんですね」
星野の“オタク”ぶりは筋金入りのようで、
「今、アイドルをプロデュースするという携帯ゲーム『アイドルマスター』(通称『アイマス』)にどっぷりとハマっています。ゲームだけでなくライブにも足を運んでいるようで『アイマス』の話になるととにかく熱くなる(笑)」(前出・テレビ誌ライター)