すっかりお正月の風物詩となった福袋の争奪戦だが、『H』というブランドでは、とりわけアツい戦いが繰り広げられた。
「『H』が堂本剛クンのお姉さんが展開しているファッションブランドだということは、KinKi Kidsファンの間では有名な話です。公表はされていないのですが、剛クンが番組に出演するときによく着ているから間違いありません」(ファンの女性)
『H』の商品ラインナップは、和風テイストで格調の高い落ち着いたデザイン。通常はネットショップのみでの扱いだが、1月7日から9日まで都内のセレクトショップ『F』を会場にして店頭販売イベントが行われた。
「店が商品を組み合わせる普通の福袋とは違い、“新年福選び”という趣向を凝らした催しです。Tシャツの中から1点、小物の中から1点といったように、自分で好きなアイテムを選んで1つの福袋を完成させるという自由さが新鮮でした。
今回だけの限定商品や先行販売の服もあり、期間限定のコラボバッグの用意も。欲しいものを確実に手に入れるために、みんな早い時間から並んでいたんです」(参加した女性)
実際に商品を手に取れる機会は珍しいということもあり、店頭には長蛇の列が。
「並んでいたのは、セレクトショップにいつも来ているお客さんたちとは明らかに違う雰囲気の人たち。いったい何があったのだろうとビックリしました。KinKiファンの人たちだったんですね」(近くのショップ店員)
今回のイベントは、『F』のオーナーが剛のお姉さんと知り合いだったことで実現に至ったという。
「昨年6月にもイベントをしていたので、今回が2回目ですね。残念ながら、剛クンはもちろん、お姉さんも来店しませんでした」(アパレル業界関係者)
“新年福選び”には3点セット1万5000円、4点セット3万円の2種類があり、それぞれ金額の2倍相当の商品を選ぶことができるというから確かにお買い得。中には合計10万円使った人もいたというが、剛のお姉さんのブランドというだけでここまで大盛況になるものだろうか。
「実はこのブランドの服の一部は、剛さんがデザインしているんですよ。幼いころからとても仲のいい姉弟で、ファッションの趣味も合うみたいです。
彼が手がけたのがどのアイテムなのかはわかりませんが、センスが似ているから、2人でデザインしてもブランドに統一性があるのでしょう」(前出・アパレル業界関係者)