写真週刊誌『フライデー』に淫行疑惑を報じられ、1月21日に急きょ記者会見を行った狩野英孝は、
「お騒がせして誠に申し訳ございませんでした。記事にあったとおり22歳と聞いて知り合いました。その後、友人関係を経て大人としてお付き合いさせていただきました」
神妙な顔つきでこう語り、無期限の謹慎を発表した。本人によれば、昨年の夏から千葉県内の通信高校に通う17歳の元アイドルと親密な関係にあったというのだ。
「狩野さんは'11年にテレビ番組で公開プロポーズをした女性と結婚しましたが、入籍して1週間もしないで、浮気が発覚。入籍2年7か月で離婚しました。その後も女性との噂は絶えませんね」(スポーツ紙記者)
昨年2月には、シンガー・ソングライターの川本真琴とタレントの加藤紗里と同時に交際しているという“2股交際疑惑”が浮上。その後、一般女性も巻き込んで“6股交際疑惑”に発展したのは記憶に新しい。
「報道が出た当初は、マスコミの取材攻勢にあって、かなりヘコんでいました。“どこに行っても記者がいてフラッシュをたかれ、食事は飲み込めるんですが、噛む力がなくて”なんてバラエティー番組で当時を振り返っていたことも」(前出・スポーツ紙記者)
体重も5キロ近く減ってしまったという。しかし皮肉なことにテレビでの露出は目に見えて増えていった。追い風が吹き始め、年も改まって心機一転、再スタートとなるはずだったのだが……。
「2股や不倫と違い、淫行となれば法の裁きを受けることにもなりかねません。ダメージはかなり大きいでしょう。それを本人も十分理解していたのか、会見の中でも“女性と肉体関係を持っていたのかどうか?”ということについては、“彼女が未成年なので、直接的な表現は控えさせていただきます”と、明言はせずにはぐらかし続けていましたね」(前出・スポーツ紙記者)
出会ったときは成人だと認識していて、途中で未成年ということが判明した場合は罪に問われることはないのだろうか。『弁護士法人・響』の徳原聖雨弁護士に聞いてみると、
「自治体によって異なりますが、東京都の青少年保護育成条例、いわゆる淫行条例では、相手が未成年であるということを認識して淫行に及んだ場合のみ、罰せられることになります。ただ警察から事情聴取される可能性がありますので、そこで認識していなかったということを明確にする必要があります」
しかし、刑事罰を逃れることができても、社会的制裁を逃れることは難しいだろう。テレビ局によっては、すでに彼が出演した番組の放送中止を決めたところもあり、今後の出演を見合わせたりと各局とも対応に大わらわだ。
「これまでの女性にまつわる騒動は、バラエティー番組などでもネタのひとつとして笑いに変えることができました。でも、さすがに今回の件は笑えませんからね……。今後、復帰したとしてもイジれませんよ」(テレビ局関係者)
狩野の実家は地元でも有名な由緒ある神社。宮司だった父親が亡くなった後に自らも宮司の資格を取得しており、いわば“神に仕える身”。復帰がいつになるかはわからないが、今度はより“イケメン”な男になって帰ってきてほしいものだ。