2月初旬の平日の午後、都内のインターナショナルスクール前に、サングラスをかけた木村拓哉(元SMAP)が運転する高級車が止まった。助手席に座るのはもちろん、妻の工藤静香。夫婦そろって同スクールに通う娘たちのお迎えに来ていたのだった。
「普段は静香が送迎担当ですが、キムタクも仕事の合間を縫って積極的に参加していますよ。その曜日は、昨年までは『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の収録日でしたが、今はすっぽり空いてフリーに。ドラマも撮休日だったのかもしれないですね」(写真誌カメラマン)
SMAP解散後、ソロとしての初ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)に臨んでいる木村。この日ばかりはプレッシャーがのしかかる“医師業”から離れて、“父親業”の家族サービスをしていたのかもしれない。
娘を待つしばしの間、何やら車中で話をしていた夫婦。
「立場上、めったに外を歩くことのできない夫婦だけに、デートはもっぱら車中が多い。ときには娘たちがいる家ではできない“密室話”もしていることでしょう。この日の話題は何だったのか……」(前出・写真誌カメラマン)
'00年に結婚したビッグカップルも昨年で16周年を迎えた。しかし、SMAP独立・解散騒動の中で“裏切り者”のレッテルを貼られてしまった木村にとって、最大のピンチの年でもあった。
「すっかりイメージダウンしてしまった夫を目の当たりにして、黙っていられなかったのが妻の静香です。昨年9月には『フライデー』の取材に、“裏切り者扱い”されていることに猛反論。今までの彼女なら絶対に答えることはありませんでした」(ワイドショースタッフ)
また昨年12月には、自身のディナーショーを記事にされた『週刊文春』に対しても、ファンクラブサイトで“反撃”。さらに1月、『文春』が《良妻賢母アピールのはずが…インスタ大炎上》と、始めたばかりの『インスタグラム』を記事にすると、
「これにも過敏に反応。すぐさま報道を否定するメッセージをアップしたのです。これまではキムタクのイメージ管理、そして静香の動向ともども元マネージャーのIさんが目を光らせていたこともあって耐え忍んでいました。しかし、“障害”がなくなったいま、イメージアップを焦るためなのか静香は暴走ぎみにも見えますね」(芸能レポーター)
以後も継続してインスタグラムに料理や愛犬、絵画やアクセサリーなど公私にわたる画像をアップする彼女に、ついに「ちょ、待てよ!」の声がかけられたとも。
「木村さんも、さすがに今の『文春』を敵にしたくはないんでしょう。“最近、インスタどうなの?”と、やんわりと声をかけながら心配しているのだとか。そもそも、静香さんも当初から《問題があったら直ぐ辞めます!》と宣言していますから、露出の塩梅は理解しているとは思いますけどね」(芸能プロ関係者)
“メス入れ”が大変なのは、どの夫婦でも同じか。