財団発起人にSMAPの名前が
設立から昨年5月まで支援者合計約7万8000人、支援額合計34億8400万円が財団に集まっている。もちろん、すべてがファンによるものではないだろうが、風化を防いできた彼ら。それを裏づけるように、寄付金額は年を追うごとに目減りしそうなものだが、1年目からほぼ同額を計上し続けているという。
そして解散した今もなお、SMAPは変わらず財団発起人として名前を連ねている。
「設立当初から最低でも10年間、'21年までは必ずやり遂げるものとしています。その後は現地の状況次第で検討していくことになりますが、発起人に関しましてはなんともわかりません。
もし今後(ジャニーズ事務所から取りやめの)申し出があれば、いたし方ないとは思います。個人的にはそう(最後まで発起人として)思いたいのですが、財団としましては、それを申し上げられる立場にはございません」(前出・事務局長補佐)
3月8日には、ソフトバンクグループ本社が入る東京汐留ビルディングで'16年度の活動報告会が開催され、あらためて「発起人」と紹介されたSMAP。たとえメリー喜多川副社長にしても踏み込めない“聖域”なのだろうか。