「世界各国から留学生が集まるので文化的に多様性があり、幅広い分野を履修できることが決め手だったそうです」(皇室担当記者)
秋篠宮家の次女で国際基督教大学(ICU)3年生の佳子さまは、学内の『交換留学プログラム』に応募され、今年の9月から来年6月まで英国中部のリーズ大学へ留学することに。同大学で学ばれるのは皇室では初めてのこと。
過去にも皇室の方々がイギリスに留学するケースは多く、皇太子さま(57)と秋篠宮さま(51)も、それぞれ'83年と'88年から2年間にわたって同国のオックスフォード大学で学ばれた。
「姉の眞子さま(25)もICU3年生時の'12年にイギリスのエディンバラ大学に留学され、その2年後には同国のレスター大学大学院で1年間、博物館学を専攻されていました」(前出・皇室担当記者)
そんな皇室と縁のある国に留学する佳子さまは、現地でどんな生活を送られるのだろうか。リーズ大学の出身者らに話を聞いてみた─。
創立から100年以上の歴史があり、毎年6000人以上の留学生を受け入れるリーズ大学は、どんな学校なのか。
「イギリスの総合大学です。人文科学系や理工系、演劇を学ぶコースまで、幅広い学科を設けているところが魅力ですね」
そう話すのは、過去にリーズ大学で学んでいたOG。心理学や芸術分野など、幅広く学びたいという希望を持つ佳子さまには、うってつけの大学のようだ。
「キャンパス内は広く、図書館の蔵書数も豊富で自習用のスペースも多いです。スポーツジムではランニングマシンなどの運動マシンのほか、エアロビクスのプログラムも希望すれば体験できますよ」
佳子さまも汗を流される!?
'13年にアメリカで約1か月のホームステイを経験されている佳子さま。しかし、今回のような約10か月もの留学となれば、現地の学生寮にお入りになる可能性もあるだろう。
「キャンパス内や郊外、街中など、たくさんの学生寮から選ぶことができます。それぞれ個室が与えられますが、キッチンは共用です。トイレやシャワーは個室に備えられている寮が多いです」(前出・リーズ大学OG)
日本では身の回りのお世話をしてくれる職員がついていたが、現地ではご自分で日常生活を送らなければならない。