「食事は基本的に自炊です。大学から歩いて20〜30分ほどのところに街があるので、スーパーなどに買い出しに行くことが多いですね。
寮にはランドリールームが常備され、自分で洗濯をします。イギリスは天気が悪いことが多いので、乾燥機にかけることが多いです」(同・ОG)
皇太子さまは留学中にランドリーに洗濯物を詰め込みすぎて、洗剤の泡が噴き出してしまう“珍事件”を起こされたが、佳子さまは大丈夫!?
リーズの治安について、'99年までリーズ大学大学院に在籍していた青山学院大学大学院教授で国際マネジメント研究科の須田敏子さんは、
「移民が多く、低所得者で金銭をねだる人もいるなど日本より治安は悪いです。昼間は集団で街に出かければ問題ないですが、夜は気をつけなければなりません」
日本において皇室の方々には、「側衛」と呼ばれる皇宮護衛官が常に警護しているが、佳子さまの留学中は?
元宮内庁職員で『いま知っておきたい天皇と皇室』(河出書房新社)の著書がある皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、
「基本的に外国留学中の警護は現地の警察に任せます。どのような形の警護態勢をとるかは、日本側と現地とで協議して決めると思います。皇太子殿下の場合は、現地の屈強な警察官がついていました。
ただ、皇太子殿下とはお立場が違いますので日本国内よりも警護が緩くなるでしょう。おひとりで街を歩かれることもあるかもしれません」
授業が終わった放課後は、どう過ごされるのだろうか。
「街にはオペラハウスや美術館などの文化施設も充実していて、徒歩圏内にはクリケットやラグビーの試合ができる競技場があるのでスポーツ観戦もできますよ。
リーズは人口70万人くらいの商業都市で、洋服店やお菓子店、市場もあります。食パンやじゃがいもなど日常的に食べる商品の物価も日本の半額以下で購入できますね」(前出・リーズ大学OG)
留学時代の眞子さまは“庶民派スーパー”で食料品などを購入するのに「クレジットカード」を使われていた。
「皇太子殿下も眞子内親王殿下も現地でクレジットカードを使っておられたので、佳子内親王殿下も同様にお持ちになるでしょう」(山下さん)