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ー 悠仁さまが入学後、筑波大学ではある変化が
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ー 順調なキャンパスライフを送る悠仁さま

「え、面倒くさい……」

 そうつぶやいたのは、ある筑波大生。目的の教室まで迂回するよう警備員に促され、思わず不満を漏らしていた─。

悠仁さまが入学後、筑波大学ではある変化が

 4月5日、秋篠宮家の長男・悠仁さまが筑波大学へ入学された。これを機に、大学内は厳戒態勢が敷かれ、さまざまな変化があったようだ。

「悠仁さまの生物学類は、主に生物棟で授業が行われます。そのためか、今年度から生物棟へ入るには、入り口に立った警備員に学生証を見せることが必須になったんです。それから、生物棟はいくつかの棟と渡り廊下や通路でつながっていたのですが、その道のほとんどすべてがシャッターで閉鎖されました。シャッターで閉められないところには警備員が立っています。これまでは、外に出ずに棟から棟へ移動ができたのですが、今は迂回しないといけません」(筑波大学関係者、以下同)

 また、伸び伸びとした雰囲気だった学内は少し緊張感が漂うようになったという。

「生物棟の付近には数人の私服警察官がウロウロしています。職務質問をされた人もいるみたいで、学部を聞かれたり、学生証の提示を求められるみたいです。“国立大学なのに、ここまでするんだ”とは正直思います」

 大学内の厳戒態勢について、皇室制度に詳しい静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授が問題点を指摘する。

「大学側は悠仁さまのご入学でネームバリューが上がるなどさまざまな利点があるでしょう。一方で、皇族を安全に警備するため、学生や大学職員、近隣の住民に一定の不便や制約が生まれます。このことを、学生や職員といった関係者に正式に相談するべきだったと思います。

 特に国立大学は、納税者である国民に開かれた環境が保障されるべきです。現在の方針は、皇室に対する不満や不信感を募らせる懸念があり、好ましくないと言わざるを得ません

 一方、悠仁さまご本人は大学生としての新生活を大満喫しておられるようだ。

「悠仁さまが生物棟から出てこられるところを見かけました。ちょうどオリエンテーションが終わった時間だと思います。同級生と思われる男子学生と談笑しながら出てきて、お迎えの車が止まっているほうへ楽しそうに話しながら歩いていきましたよ」(居合わせた筑波大生)