今年行われた成年会見で、ご自身のことを“人見知りな性格”と語られた悠仁さまだが、大学での友達づくりにはまったく苦戦していないご様子だという。

「4月11日に新入生をサークルや部活に勧誘する“新歓”があったのですが、この日、友達と一緒に新歓を回る悠仁さまを見かけました。悠仁さまを入れて5人組だったと思います。4人とも男子生徒で、見た目からして結構イケている雰囲気のご友人たちでした。それから、サークル勧誘をしていた金髪のあか抜けた感じの女性が“悠仁さまですか?”と声をかけていて。その後、悠仁さまは快く写真撮影に応じておられました。案外フランクなんですね」(別の筑波大生)

順調なキャンパスライフを送る悠仁さま

 また、5日の入学式では、隣に座った男子学生と談笑するお姿が話題を呼んだ。この学生が悠仁さまの“一生涯の友人”になるかもしれないのだという。

「実は、この学生は“カブトムシ博士”としてテレビで紹介されたこともある有名な方なのです。悠仁さまとは同じ昆虫好きとして話が合うだけでなく、入学前から交流がありました。'23年、悠仁さまは鹿児島県で行われた総合文化祭を秋篠宮さまと視察されています。

 この文化祭に“カブトムシ博士”の男子学生も参加していて、悠仁さまの前でカブトムシに関する発表を行いました。発表後は懇談の場も設けられ、昆虫に関する話題で盛り上がったといいます。思いがけない再会を果たしたふたりは、生物学類の同期として、今後生涯にわたって付き合っていく親友になるかもしれません」(皇室ジャーナリスト)

自転車を押しながら、4人のご友人と学内を回られる悠仁さま(大学関係者提供)
自転車を押しながら、4人のご友人と学内を回られる悠仁さま(大学関係者提供)
【写真】自転車を押しながら、4人のご友人と学内を回られる悠仁さま

 驚くほど順調に交友関係を広げられる悠仁さま。その一方で、父である秋篠宮さまは愛息の交友関係にただならぬ心配を寄せておられるという。

「悠仁さまの通学スタイルは複雑で、お住まいである赤坂御用地から車で通う方法と、大学の近くに借りた民間の集合住宅から通う方法を組み合わせるご予定です。実はこの二拠点生活をすすめられたのは、自邸から遠く離れた大学へ通う愛息の身の回りを案じた秋篠宮さまなのだそう」(秋篠宮家関係者、以下同)

 その背景には、いまだに尾を引く秋篠宮家の長女・眞子さんの結婚問題があるという。

「眞子さんは国際基督教大学在学中に、現在の夫である小室圭さんと出会っています。圭さんの母・佳代さんの金銭トラブルが報道されて以降、ふたりの結婚には反対の声が上がりましたが、押し切る形で結婚、逃げるようにアメリカへと渡っています。この結婚は大きな問題となり、秋篠宮家は今なお批判にさらされています。こうした前例があるため、悠仁さまにひとり暮らしをさせて、好ましくない女性と懇意になる可能性を危惧されたのだと囁かれています

 二拠点生活に隠された裏事情に、前出の小田部名誉教授は、こう苦言を呈する。

「同じ大学の学生同士で結婚された秋篠宮ご夫妻は、当初、学内での自由恋愛を支持しておられました。ところが眞子さんと小室圭さんの結婚問題が生じてしまい、その方針が揺らいだのでしょう。本人の意思を尊重したいというお気持ちから、ご自宅から遠く離れた筑波大学への進学を許可されたのでしょうが、交友関係を管理・監督することとは両立が難しいといえます。

 どちらも取ろうとすれば無理が生じますし、二拠点生活といった方法で解決しようとすれば公費も増えてしまいます。二兎を追わず、どちらを優先すべきかを熟考して進路を決めるべきだったと考えます」

 大学ではお父さまも納得できる、素敵な女性との出会いがあることを願いたい。

小田部雄次 静岡福祉大学名誉教授。日本近現代皇室史を専門とし『皇室と学問 昭和天皇の粘菌学から秋篠宮の鳥学まで』など著書多数