
「山下達郎さんが16年ぶりに木村さんのドラマのために主題歌を書き下ろしたり、撮影NGで知られるフランスの三ツ星レストランを貸し切りにして撮影したり。“制作費が1話1億円”とも報じられています」(スポーツ紙記者)
放送前から話題に事欠かない木村拓哉(46)主演の日曜劇場『グランメゾン東京』(TBS系)。令和初の主演ドラマということもあってか、彼もそうとう気合が入っているようだ。
「木村さんの要望に応えるべく、制作スタッフは日々、奔走しています。特に彼の専属スタイリストは大変のようで……」(同・スポーツ紙記者)
見た目から入るのが“キムタク流”
本作の木村は、型破りなフランス料理のシェフ役。パリに自分の店を持って二ツ星まで獲得するが、ある重大事件によって店も仲間もすべて失ってしまう。
「1回目の衣装の打ち合わせには、監督も同席していました。そこで“どん底の人生を送っている男はどんな服装をしているのか”ということを話し合ったそうです」(TBS関係者)
スタイリストは役柄に合ったアイテムを持ち込んでいたが、その日、木村は1度も衣装に袖を通すことはなかったという。
「木村さんの場合、これは毎度のことなんです。1回目の打ち合わせは、借りてきた衣装を見ながらミーティングするだけ。役作りを見た目から入るのがキムタク流なんです。今回は“新品を着ているキャラクターではない”という結論になって、ブランドから借りてきた服のほとんどがボツになりました」(同・TBS関係者)
打ち合わせを重ね“古着っぽいテイストのもの”という方針が決まったのだが、
「そんなテイストの新品はなく、最終的にはブランドの方がプライベートで数年間着ていた私物のジャケットとベストなどが採用されました」(同・TBS関係者)
役作りにどこまでもこだわる木村のドラマ衣装にも目が離せない。