「ロンドンブーツさんの復帰トークライブの前日である1月29日に、宮迫さんが公式ブログとユーチューブチャンネルを開設。その日に1本目の動画を投稿しました。内容は謝罪とユーチューバーとして活動していくことの決意表明。亮さんが復帰するタイミングにかぶせるような復帰には批判が集まり、昨年、亮さんと開いた謝罪会見のときと同様に“演技っぽい”“嘘くさい”という声が多かったですね」(スポーツ紙記者)
雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮。偶然なのか、あえてなのか─闇営業問題で謹慎処分となった2人が同時期に復帰した。
30日の復帰ライブ後には記者会見が開かれた。若手時代おなじみだった赤髪に染め直した田村淳が仕切りながら、要所で亮に笑いをとらせる和やかな会見だった。
この日、亮は淳の設立した事務所の所属タレントとして、吉本ともエージェント契約で協力しながら、芸能活動を進めていくと話した。宮迫と比較すると、亮の評価はまさに真逆だった。
「淳の戦略」と「宮迫の芸風」
「ロンブーの2人のイメージと、もともとの好感度の違いがまずあるでしょう。あとは騒動の経緯ですよね。渦中では宮迫さんの話が二転三転したところがあった。亮さんは記者会見で誠実に真摯にしゃべっていて、人柄が伝わってきた。そこの印象の違いが大きいのでしょうね。1回目の謝罪会見もそうですし、今回の会見もそうですね」
と話すのは、お笑い評論家のラリー遠田氏。亮のイメージや対応もあるが、大きかったのは淳の存在だという。
「淳さんのプロデュースが大きいですね。亮さんに対して、“こういうことをしたほうがいい”“こういうことはしないほうがいい”とか細かく言っていたようで、亮さんも淳さんを信頼しているから、それに全面的に従っていたと思うんですよ。そのへんのところもうまくいったんじゃないですかね。淳さん側の戦略ですね」(ラリー氏)
亮の復帰について淳は考え抜いている。
「実は、昨年末に放送されたロンブーの2人が毎年出演していたTBS系の『クイズ☆正解は一年後』からもオファーはされていたそうです。ただ、淳さんが亮さんの復帰現場を熟考していたため、それはかなわなかった。今後、地上波のテレビ番組に復帰するのも、淳さんとしては“最初に復帰するのはどの番組がいいのか”を考えている最中のようですね」(TBS関係者)
一方、宮迫へのバッシングの理由は……。
「やっぱり宮迫さんという人は、基本“上から目線”。よくも悪くもそういう芸風の人なんです。後輩の芸人たちを上から目線でイジったり、ほかのジャンルのタレントさんに対しても、強気でイジる。それが持ち味なんですけど、不祥事による謝罪など、ある種、下からいかなければいけない立場になったとき、それに合う振る舞いが難しい。それが浮き彫りになっていますね」(ラリー氏)
宮迫のユーチューバーデビューのタイミングについて、芸能プロ関係者はこう語る。
「亮さんのライブの30日に第2弾となる動画を公開したのは“亮と一緒に復帰した”という印象をつくりたい思惑があったそうです」(芸能プロ関係者)
宮迫の第2弾動画に登場したのは人気ユーチューバーの『ヒカル』。総再生回数が23億、年収は数億円といわれる指折りの人気ユーチューバーだ。今後は、彼とどんな活動をしていくつもりなのだろう。ロンブー復帰会見の翌日、自宅から出てきた宮迫を直撃した。