「6月29日に結婚30年をお迎えになる秋篠宮ご夫妻は、『真珠婚』という節目の年にもかかわらず、当日は特別なお祝いをされないそうです。
秋篠宮ご一家は、以前から新型コロナウイルスの状況にご関心を寄せられているからです。殿下が名誉総裁を務める『済生(さいせい)会』の関連病院に医療用のガウンを手作りして贈られたり、5月初旬からは毎週、悠仁さまを除くご一家で、コロナ関連のご進講やご説明を受けていらっしゃいます。
ただ、関係者の間では“ご動向が逐一、報道され、注目を集めている雅子さまへの対抗心があるのでは……”という声も聞かれています」
そう声を潜めるのは、宮内庁関係者のひとり。
6月16日、新型コロナによって外出を伴う公務がまったくない中、久しぶりに皇族の方々が一斉に外出された。
「この日、天皇・皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻などの皇族方が集まって、歴代の天皇や皇族の霊をまつる皇霊殿(こうれいでん)」で、亡くなって20年になる昭和天皇の妃、香淳(こうじゅん)皇后を偲(しの)ぶ儀式が行われました。雅子さまがこの儀式に参列されるのは’03年以来となる17年ぶりでした。
また、東京・八王子市にある香淳皇后が眠る陵墓には、行事に伴う外出が4月3日以来となる、秋篠宮家の眞子さまと佳子さまが訪れ、拝礼されました」(皇室担当記者)
眞子さまといえば、婚約内定者・小室圭さんとの結婚問題が、いまだ宙に浮いたまま。
当初は、5月に秋篠宮さまが『皇嗣(こうし)』になられたことを国内外に宣言される『立皇嗣の礼』に関連する行事がすべて終了したタイミングで、眞子さまから、“発表事項”があると言われていたのだが……。
「コロナの影響で『立皇嗣の礼』の延期とともに、結婚回答も延期されたようです。
現在、緊急事態宣言や東京アラートが解除されたものの、皇嗣職関係者は“何らかの発表はあると思われる”とは話していますが、“コロナの状況や、今後の公務次第なので、発表の時期は不透明”と、言葉を濁しているそう」(秋篠宮家関係者)