《大阪万博のロゴマーク、なんかやっぱ生理的な問題であかんやつや》
8月25日、NHKから国民を守る党の丸山穂高議員がツイッターを更新。《なんでこれやねん?》と、同日に決定した『2025年大阪・関西万博』の公式ロゴマークに噛み付いた。
一方で、同じくロゴマークに対して《生命の豊穣と強靭性を象徴するような印象、いいんじゃないかと思います》と評価したのは脳科学者の茂木健一郎氏。そう、いつものようにというか、公式決定したロゴマークに賛否が起きている。
どうしてこうなった?
「デザインしたのはアートディレクターのシマダタモツ氏で、応募総数5894作品の中から選ばれました。“いのちの輝き”をテーマに制作したという作品は、1970年の大阪万博のDNAを受け継いだ“セル(細胞)”をモチーフにしたもの。赤い球体をランダムにつなげた作品は、これまでのロゴマークにはないかなりのインパクト。
予想通りというか、SNS上では“好き”“大成功”などの好意的な意見から、“キモい”“怖い”“腸にしか見えない”“どうしてこうなった?”と意見は様々。ホラー映画に出てきそうな“クリーチャー”を想像させるのか、“コロシテくん”という名前もつけられたり、二次創作されるなど早くも遊ばれています(苦笑)」(広告代理店関係者)
今回のロゴマークは「形式要件確認」「デザイン審査」「ロゴマーク選考委員会(第1回)」「知的財産関連調査」「一般意見募集」「ロゴマーク選考委員会(最終)」と厳しい審査を経て決定している。正直なところ「いつの間にか決定していた」感もなくはない。
「選考委員会を立ち上げておりまして、こちらで議論していき、またデザイン審査も設置してご意見をいただきながら進めてきました。最終的には(選考委員会の)多数決で決まりました」(公益財団法人2025年国際博覧会協会広報報道課)
選考委員会メンバーには、建築家の安藤忠雄氏を座長に、漫画家の荒木飛呂彦氏、映画監督の川瀬直美氏、元サッカー女子日本代表の澤穂希氏ら11名が名を連ねている。最終的には彼らがGoサインを出したようだ。