「テレビがつまらなくなった」「若者のテレビ離れ」だのといわれている昨今。どっこい、世間から熱い支持を受けているお化け番組があるんです! それがBSフジの『クイズ!脳ベルSHOW』。
松本人志、徳光和夫、伊集院光、有田哲平など、番組ファンを公言する芸能人たちも多く、出演志願も多数届くとか! そんなテレビの可能性を掘り起こし続けている当番組の魅力を伝えます! 昭和の底力を持つもの同士による奇跡のコラボ連載。読み逃しなく!
“頭を使うこと”の楽しさを
思い出させてくれる
“今、いちばん面白いBS番組”と言われている『クイズ!脳ベルSHOW』(BSフジ)。2015年からスタートし、今や本家フジテレビの地上波でも、早朝4時から帯で再放送されるほどのお化けクイズ番組に!
といっても、知識を競い合う地上波のクイズ番組とはひと味もふた味も違うんです。誰でも楽しめる脳トレ的なクイズを出題し、“頭を使うこと”の楽しさを思い出させてくれるのが、この番組の人気の秘訣。
そして、40~90代の多彩なゲスト(総ゲスト数はのべ2000人以上!)が登場する様子は「この番組でしか見ることができない奇跡のコラボレーション」と呼ばれる番組の醍醐味になっているほど。今回は、そんな脳ベルSHOWでおなじみのゲストの方々に、“脳ベル愛”について語っていただきました!
●大木凡人 出演者が生き生きとする“昭和の同窓会”のような番組
かつて共演した方や、ステージで司会をさせていただいた歌手の方に会って、「元気だった~!?」って声をかけ合う、われわれにとっては同窓会のような番組です。出演者が生き生きとしているのが、この番組のすごいところ。
「私たちが集まるためにこういう番組ができたのかな」って感謝しかないですね。「脳ベル、見たよ」と声をかけてくれる人たちも、みんなにこやかに話しかけてきてくれるんです。演者も視聴者も一緒になって楽しんでいるんだなってうれしくなっちゃうよね。
クイズだけじゃなくて、「脳ベルヒットスタジオ」では口上を述べさせていただいたり、この番組に出ると脳みそが柔らかくなりますね。口上って、詩心がないとできません。「ネオンの影の路地裏の、恋物語を五線の譜にたどるは~♪」とかね。
自分が勉強した詩集を引っ張り出して、何を言おうかなと考える。11月21日にサンシャイン劇場で行われる「脳ベルヒットライブ」も楽しみ。JAGUARさんや森口博子さんに対して、“大木凡人がどんな口上を言うのか”楽しみにしていてください。
MCは、マスターオブセレモニーの略です。私も数々のMCをしてきましたが、岡田圭右さんのMCは、まさにマスターですよ。雰囲気と一体化する彼がいると、安心するしホッとする(笑)。
脳ベルSHOWは、本当に楽しい現場です。それを、みなさんと分かち合えるのが待ち遠しい!
1945年、愛媛県生まれ。日本の司会者・タレント・レポーターとして、数々のテレビ番組、ラジオ番組、ステージなどで活躍する。日本司会芸能協会会長。10月下旬より、YouTubeに『大木凡人の凡チャンネル』を開設。