元慶応大学の“強姦コンビ”による犯行がまた、発覚した。

 昨年3月、同じ女性に別々に暴行を加えたとして、埼玉県警大宮署は11月21日、渡辺陽太(ようた)容疑者(24)と光山(こうやま)和希容疑者(24)を強制性交の疑いで逮捕

渡辺容疑者は6回、光山容疑者は2回目の逮捕

「2人は深夜、JR大宮駅付近で20代女性に声をかけてカラオケ店に入った。そこでまず渡辺が強姦し、その後、光山が女性の腕を引っ張ってインターネットカフェへ連れ込み、レイプした」(テレビ局記者)

 容疑者らは調べに対し当初、「弁護士が来るまで何も話さない」と無言を貫いていた。

 慶応義塾大学時代からの友人である2人は、過去にも同様の事件で逮捕されている。

「2018年11月、2人は酒に酔わせた女性にわいせつ行為をしたあげくに財布を盗み、逮捕されています。

 それだけではなく、渡辺容疑者は同年9月にも、路上で見つけた泥酔状態の女子大生を凌辱したうえ、女性の腹を蹴って現行犯逮捕。本人に犯行の意識はなく、なぜ逮捕されたか理解できていなかったそう」(前出・テレビ局記者)

 今回の事件で渡辺容疑者は少なくとも6回、光山容疑者は2回目の逮捕となった。

光山容疑者(本人フェイスブックより)
光山容疑者(本人フェイスブックより)

 渡辺容疑者は在学中の2016年、「ミスター慶応」コンテストでファイナリストまで残ったほどのイケメン。実家は千葉県で土建業を営む大富豪で、当時は元麻布にある家賃100万円ほどの高級マンションに住んでいた。

「実家の子会社で社長に就任し、何もしなくても多額の金が入っていた。昔から素行が悪く、高校は3か月で退学。その後、留学したスイスでも女性問題を起こした。

 2年前の逮捕では被害者の告発が噴出し、身体の関係を拒んだ女性が暴力をふるわれたといった話が大量に報じられた。泥酔する女性に放尿する動画も公開していた」(同)

 これだけ卑劣な行いをしてきた容疑者らだが、

「昨年1月にはいずれの容疑も不起訴となっています。理由は明らかにされていませんが、裕福な渡辺容疑者の実家が、被害者に対し莫大な示談金を支払ったのではないかと考えられます」(司法担当記者)

 今回の事件は不起訴が決まった2か月後の犯行。反省の色はまったく見えないが、最近はどうしていたのか。

 無職となった渡辺容疑者は、千葉県にある父親の経営する会社の社員寮で暮らしていた。近隣住民が1か月くらい前に目撃した意外な姿とは──。

 さらに光山容疑者の母と渡辺容疑者の祖父に話を聞き、“強姦コンビ”が犯行を繰り返す理由に迫った『ミスター慶応“強姦コンビ”がまた逮捕、全く反省せず卑劣な犯行を繰り返すワケ〈容疑者の母は「示談金狙い」「騙されたとしか思えない!」と擁護〉』を、12月4日、6時配信のYahoo!ニュース有料記事にて【全文公開】する。