モデルデビューは'18年。その後、俳優として『ノーサイド・ゲーム』('19年)、『私の家政夫ナギサさん』('20年)などの話題作に続々と出演。そんな日の出の勢いの眞栄田郷敦が『星になりたかった君と』で地上波ドラマ初主演を務める。
藝大受験失敗後、進路に悩んだ
「初主演作選びは慎重にいこうと思っていたので、相当悩むと思っていたんですが、原作小説がすごく魅力的で。“この作品だ!”と。主演の喜びはもちろんありますが、作品に向かう姿勢は変えず、いつもどおりです」
演じるは天文学者を夢見るも、人生に思い悩み、大学を休学している鷲上秀星。順風満帆な役者人生を歩む眞栄田とはリンクしない役柄かと思いきや、
「いや、すごくすごく重ねられる部分は多かったです。僕は中学の吹奏楽部でサックスに出会って。中2くらいからプロを目指し始め、音楽高校とまではいかないけど、かなり専門的な高校に入学しました。
音楽の世界はやっぱりすごく大変だと感じながら日々悩み、試行錯誤を繰り返し、ひたすらに目標に向かっていたんですが、東京藝術大学の受験に落ちてしまって。大好きなサックスが嫌いになるぐらい思い詰めていましたね」
だから、俳優になる気は全然なかったと笑う。
「受験失敗後の進路には悩みました。もちろん家族(父・千葉真一、兄・新田真剣佑)がこういう道なので、少し考えることはあっても“僕には無理かな”という考えのほうが強かったので」
しかし、デビュー前にもかかわらず映画『小さな恋のうた』のオファーが届く。流れに身を任せて出演してみたところ、
「その作品で出会えた人たちの存在がすごく大きかった。だから、いま俳優を続けているのかなと思います。まだ今でも向いているとは思ってないんですが(笑)、すごくやりがいを感じますし、楽しさや難しさ、経験値、人との出会いなど得られるものがたくさんある。毎年進化していきながら、才能開花できればいいなと思っています」
'21年も大活躍、間違いなし!
【どんな女性が好きですか?】やっぱり内面が大事かなぁと思います。誰にでも自信を持って、胸を張って紹介できるというか。どんな人にも気持ちよく接することができる女性がいいなと思います。外見的なこだわりはそんなにないかもしれないです。