バツイチ44歳。断れなかった取引先の社長令嬢・舞衣子(葵わかな)とのお見合い。しかも20歳下。うまくいくわけがないと思いきや、舞衣子は大人の男の魅力に即ゾッコン&猛プッシュ→スピード婚。
ドラマ『年の差婚』で竹財輝之助が演じている花里晴海は、大手化粧品会社の営業部長。眉目秀麗、料理上手で、めちゃくちゃ優しい!
「今回、廣木隆一監督に声をかけてもらって。廣木さんは、僕に芝居の楽しさも厳しさも教えてくれた人。“廣木監督なら何でもやります!”とふたつ返事したあとに内容を聞き“やべぇ、イケオジじゃねーか……”と、ズーンとなりました(笑)」
素の自分とは違いすぎてプレッシャーが大きいと、爽やかに苦笑。
「僕、実年齢よりも若く見られちゃうので。顔のシワを出すために、体重を落としました。コロナ太りしてたときと比べたら、8kgくらい絞りました。ウエストも8cmくらい違うので、衣装さんは大慌てでしたね(笑)」
20歳下の女性は
恋愛対象になる?
演じている晴海との共通点を探してもらうと、
「あんなにやさしくないですからねぇ、僕。うーん。知らないうちに守りに入ってるところは共感できるかな? 自分の年齢を考えて行動を抑えてしまうところ。あとは、料理好きなところかな? 妻が子どものゴハンを作ってくれるので、僕は妻と自分の分を作ったりしています」
既婚者に聞くのもなんだけど、年の離れた相手を恋愛対象として見られる?
「そこも違うかも。僕はたぶん話が合わなそうだから無理かなぁ。僕、外見は若い皮をかぶってますけど、内面はけっこうおじさんなので(笑)。でも、どうなんだろうなぁ? 好きになれば、きっと関係ないんでしょうね」
年の差があろうとなかろうと、結婚生活を幸せに過ごすために必要なことは、
「お互いが歩み寄ることが大事なんじゃないのかな。だから今回の作品でも、20歳差がどんどん詰まっていく。寛容な心があれば、楽しいんじゃないですかね?」