「無人島でサバイバルしたり、フワちゃんとデートしたり、ダウンタウンと居酒屋トークしたり、宝くじで運試ししたりと、とにかく各局のバラエティー番組に出まくり、またTOKIOやKinKi Kidsら後輩の番組でも全力で絡んでいます。
普通、彼ほどの大物であればスタジオでトークをしたり、VTRでちょろっと出演するだけでいいものですが、こんなに身体を張った本気の宣伝姿勢はあまり見かけませんね。さすがは“Mr.ストイック”」(テレビ誌記者)
2021年1月8日公開の映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』の宣伝関係で、1月前半だけで実に10番組以上に出演している東山紀之。ドラマの他にキャスター業も板につき、昨年12月には舞台『チョコレートドーナツ』でゲイ役に挑戦したりと、新境地を切り開く衰え知らずのヒガシ。それでも10年ぶりの主演映画には力が入る、ということなのだろうかーー。
デビュー35周年を迎えていた『少年隊』が2020年をもって解散し、盟友の錦織一清と植草克秀がジャニーズ事務所を退社。グループ名こそ残されたものの、メンバー1人残ることで大きな責任を背負うことになったヒガシ。加えて、ジャニーズの“長男”の不在もプレッシャーになっているのかもしれない。
「昨年11月に発覚した、25歳年下女性との不倫劇の末に活動停止となった“マッチ”こと近藤真彦さんに対し、ヒガシは『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で不倫問題にふれ、“大変大きな失望感があります”と苦言を呈しました。
40年近くを共にした兄貴分で、ジャニーズを支えてきた“戦友”でもある先輩の失態を報じることに葛藤もあったようですが、“だからこそ、僕が言わなければならない”ときびしい言葉を向けたのです。そこには、“長男がいない間は自分がジャニーズを引っ張っていく”という覚悟が見えました」(テレビ局幹部)
やんちゃなマッチ、優等生のヒガシ
良くも悪くも奔放な“やんちゃ者”のマッチに対して、マジメな優等生というのがヒガシの論評だ。だからこそ、若手にとっては「隙がなく壁を感じる存在に映る」とは、スポーツ紙ジャニーズ担当記者。
「ストイックで寡(か)黙なイメージが先行して“怖い先輩”に見られがちですが、それを気にしちゃうのがヒガシさん(笑)。親子ほどに年が離れた若手も食事に誘うのですが、その際には気心の知れた後輩にあいだを取り持ってもらうのだとか。昔はよく中居(正広)さんも駆り出されていたみたいですよ。
また初詣の際には後輩全員にお年玉をあげているんですが、次々とグループがデビューするものだから、これまでの総額はいくらになっていることやら(苦笑)。このお年玉習慣はマッチさんから始まったようで、それを引き継いでいるんですね」