《はいっ!! こちらでも8000歩以上は歩いています。》

 7月20日、木村拓哉が自身のインスタグラムに、瀟洒な建物をバックにクールにたたずむ写真を投稿した。

 しかし、この建物は日本で見たことがないような様式。それもそのはず。木村はいま海外にいるからだ。

「'22年に全世界で配信予定の海洋SFサスペンスドラマ『THE SWARM』に出演するんです。撮影は9月までイタリアで行われる予定で、すでに木村さんも現地に渡っていますよ」(スポーツ紙記者)

「主演は甘いものではない」娘へのメッセージ

 そんな父に負けまいと、次女でモデルのKoki,も新たな分野に進出する。

映画『牛首村』で、初めての映画出演にして、主演を務めます。監督はホラー映画の巨匠である清水崇さんです」(同・スポーツ紙記者)

 これまで、モデルとして国内外で活躍してきたKoki,だが、女優業は未経験。異例の大抜擢となるが、木村は彼女の女優デビューに“ちょ、待てよ”と思っていて─。

木村さんは“清水さんの作品に出演する”とは聞いていましたが、まさかいきなり主役をやるとは思わなかったので、驚いたみたいですよ」(映画配給会社関係者)

 娘の活躍はうれしい反面、父親として気がかりなこともあるようだ。

周囲には“いきなり主役をやるのは早いのではないか”と漏らしているんですよ」(同・映画配給会社関係者)

“主役”に対して、慎重な姿勢を見せるのには、こんな理由が。

「自分と同じ思いをさせたくないのでしょう。木村さんは、これまで多くの作品で主演を務めてきました。主役は、注目が集まりますが、視聴率や興行収入など、結果が振るわなければ、ときに批判の矢面に立たされることもあります。木村さん自身、そうした経験をしてきたので、先輩役者として、“主演は甘いものではない”と考えているのでは」(芸能プロ関係者)

 だからといって、Koki,が女優デビューすることを頭ごなしに反対しているわけではない。

「彼女がモデルだけでなく、新しい挑戦をすることは応援していますよ。ただ、主役は芝居はもちろんですが、座長として現場での気配りや雰囲気づくりなど、たくさんのことが求められます。Koki,さんは芸能界で活躍しているとはいえ、まだ10代。そんな彼女に、大役をやらせることでプレッシャーがかかることを心配しているのでしょう」(同・芸能プロ関係者)

 これまで苦労してきたからこそ、簡単に“やっちゃえ、主役”とはいかないのだろう。