《出会った頃から変わらず私達は、戦友であり、心の支えであり、これからは家族になります。人生を共に考え進んでいくこと、とっても楽しみです!》
11月15日、それぞれのSNSにおいて連名で結婚を発表した菅田将暉と小松菜奈。2020年のW主演映画『糸』公開に先駆けて交際が報じられた菅田と小松は、その後も愛を育み、無事にゴールインを果たした。
同日の深夜に出演した『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)でも、あらためて「少しお時間いただきます。私事で恐縮ですが、小松菜奈さんと結婚致しました。ソワソワしますね」と結婚を報告。さらに「自分の人生と向きあうきっかけを作ってくれた」と妻の小松にも感謝を述べた菅田だった。
「この配慮と気遣いが好かれる理由でもありますね。“カメレオン俳優”と形容されるだけに独特な風貌が目立ちますが、実際は礼儀正しく、それでいて自らムードメーカーとなって現場を引っ張ってくれる。とにかく仕事に対してひたむきなんです。
もちろん役者の実力も折り紙付きで、2017年には『日本アカデミー賞』最優秀主演男優賞を最年少で受賞したことが物語っています。28歳とまだまだ若く、伴侶を得たことでさらなる成長が期待されますね」(スポーツ紙芸能デスク)
片や、モデルとして芸能界入りして、18歳で女優デビューした小松。ファッションアイコンとして10代、20代の若者から支持を集め、インスタグラムのフォロワーは225万人を超えるカリスマ的存在でもある。25歳ながら、その一挙手一投足が世間から注目され、また影響を与えている。
そんな若きビッグカップルの結婚には、芸能界以外からも多くの“期待の声”が寄せられているようでーー。
結婚迷う若い世代への“後押し”に
「特に2000年代に入って、芸能界でも30歳を過ぎてからの結婚が目立ちます。2021年では嵐の櫻井翔さんや相葉雅紀さん、星野源さんと新垣結衣さん、大島優子さんに夏目三久さんら、大きく結婚を報じられた方々は皆30代です。
自身が商品であり、事務所やスポンサー等の関係もあるだけに、本人の気持ちだけで踏み切るわけにはいかない職業だとは思いますが、芸能人の影響は思いの外大きく“自分もまだいいか”と一般男女の晩婚化に拍車をかけると見る向きもあります」
と、近年の晩婚化に危機感を募らせるのは、都内に相談所を構える結婚コンサルタント。厚生労働省の統計によると、2020年時点での平均初婚年齢は男性31.0歳、女性29.4歳となっているが、その傾向は年々高まっており、女性も近々30歳を超えると見られている。また1度も結婚をしない生涯未婚率も男性23.4%、女性14.1%とこちらも上昇傾向だ。
「ただ、コロナ禍で自宅で過ごす時間が多くなったためか、パートナーの有無を含めた若い男女の中では“結婚したい、結婚してもいいかも”といった意識の変化も見られています。そんな中で28歳の菅田さん、25歳の小松さんと、人気絶頂時における2人の結婚は若い世代への“後押し”になるのではないでしょうか。
プライベートなことで難しいのかもしれませんが、是非ともおふたりには結婚生活をどんどんアピールしてもらって一大ブームを作って欲しいですね(笑)」(前出・結婚コンサルタント)