11月18日、小室圭さんの代理人弁護士から、圭さんの母親・佳代さんの元婚約者の銀行口座に、金銭トラブルとされていた金額が一括で振り込まれたことが確認された。その額は409万3000円。

 小室家における最大の懸念点が解消され、小室夫妻は胸を張りながらNYでの新婚生活を迎えたのだが、秋篠宮家を支える皇嗣妃は複雑なお気持ちで……。

結婚相手を徹底的に調べ上げる

「紆余曲折あった眞子さんと圭さんがNYで新生活を始めたことで、日本のメディアも2人の近況を報じづらくなり、結婚に批判的だった国民もトーンダウンしている印象です。一方、この結婚騒動で皇室全体に問題が飛び火してしまったことに関して、最も責任を感じておられるのが紀子さまだといいます。

 眞子さんがNYで圭さんと暮らすと決めたころ、紀子さまは宮邸の中の一室に閉じここもり、涙されたこともあったそうです。圭さんとの結婚を認めるのも、苦渋のご判断だったことでしょう」(秋篠宮家関係者)

 しかし、眞子さんの結婚騒動が落ち着いてきたのも束の間、すぐに次の懸念事項が紀子さまの頭を悩ませているという。

「次女の佳子さまのご結婚問題は、目下取り組まねばならない非常に大切な問題です。来月27歳になられる佳子さまは、いつ結婚されてもおかしくありません。以前から何度か恋人の存在が報じられており、“眞子さまの結婚待ち”とも言われていました。ただ、紀子さまとしては、佳子さまの結婚相手をかなり慎重に見定められていくと思いますよ」(皇室ジャーナリスト)

 小室圭さんのケースが念頭にあることは間違いない。

「秋篠宮ご夫妻が『学習院大学』のキャンパスで出会い、自由恋愛を経て結婚されたこともあり、“自分で結婚相手を見つける”という風潮が以前の秋篠宮家にはありました。実際、秋篠宮さまは“娘が選んだ相手なのだから”と当時、圭さんの身辺調査を行わなかったと聞いています。

 だからこそ、眞子さんは同じ大学で圭さんと交際して婚約内定まで話が進みましたが、一般の結納にあたる『納采の儀』を前にして小室家の金銭トラブルが発覚。その後も、佳代さんが夫の遺族年金と勤務先の洋菓子店を休職していた時期に得ていた傷病手当の不正受給の疑惑も報じられ、国民からの不信感が強まりました。

 紀子さまは“国民から非難されるような相手ではいけない”ことが大切とのお考えです。佳子さまの結婚相手の家柄はもちろんのこと、過去や現在にわたって問題を抱えていないかなどを徹底的に調べ上げ、候補の相手と何度も面会して人柄を把握し、周囲の意見も考慮しながら慎重に選ばれると思います」(同・前)