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ー 現場に誰か連れ込んでいるのかな…

 

「僕は、あなたを十六年四か月、思い続けてきた」

 これは詩人・三好達治の言葉だ。週刊女性3月1日号が報じた『東出昌大、“DV詩人役” 主演映画が今冬公開!』。その映画『天上の花』が4月4日、情報解禁となった。

「本作は日本を代表する詩人・萩原朔太郎の娘、萩原葉子さんの同名小説『天上の花-三好達治抄-』が原作です。東出さんが演じるのは、妻を愛しすぎるがあまり、暴力を振るってしまう詩人・三好達治。そのほか、朔太郎の妹で三好達治の妻・慶子を入山法子さん、萩原朔太郎を吹越満さん、詩人の佐藤春夫を漫画家の浦沢直樹さんが演じています」(同・映画ライター)

 '20年1月に唐田えりかとの不倫が報じられて大バッシングを受け、8月には杏と離婚した東出昌大。表舞台からほとんど姿を消していた彼だったが、最近は徐々に仕事が増えている。1月公開の人気シリーズの映画『コンフィデンスマンJP英雄編』では長澤まさみ演じる詐欺師“ダー子”の相棒“ボクちゃん”を好演。詐欺師のお次はDV詩人とは……話題を常に提供してくれる男だ。

 主演抜擢(ばってき)のウラには、東出への熱烈なラブコールがあったという。

「三好達治のイメージが東出さんの雰囲気とピッタリで、製作陣はどうしても演じてほしかったようです。東出さんもその期待に応えられるように、三好達治に関連する書籍を読み漁ったみたいですよ。昨年の11月に新潟県で撮影が行われたのですが、限られた予算のなかでなんと2週間ほどで一気に撮り終えています。キャスト、スタッフを含めて、作品に大きな手応えを感じているみたいですよ」(映画製作関係者)

 しかし、そんなタイトなスケジュールの現場でも、話題提供を欠かさないのが東出。

現場に誰か連れ込んでいるのかな…

 クランクインの直前、『週刊文春』によって“広島のロケ現場にハーフ美女を呼び寄せて3連泊させていた”と報じられたのだ。東出の大胆な行動に映画スタッフたちは驚いたようで、

「“この撮影現場にも誰か連れ込んでいるのかな……”なんて噂する声もありましたね。結局、そんな素ぶりはまったくなくて、真面目に撮影に取り組んでいました。あんな記事が出た直後も同じことをしていたら、それはそれでスゴイですが(笑)」(同・映画製作関係者)

 本作は喧嘩が強くて、三島由紀夫をして“文壇最強”と言わしめた男・三好達治が妻子を捨て、一途に思い続けた朔太郎の妹・慶子と結ばれるというストーリーだが、

「東出さんの実生活とオーバーラップする部分もあるといえますね(笑)。慶子への一途な愛と憎しみが制御できなくなっていく三好達治を怪演していますよ」(前出・映画ライター)

 先の“ハーフ美女と3連泊”がきっかけで、所属事務所をクビになった東出。完全フリーとなって何ものにも縛られなくなった今、プライベートはなるべく“制御”したほうがいいかも……。