「受け取ってくださった方々がどう感じてくれるかだけですから」
10月26日、Webのインタビューでそう答えたのは綾野剛。新たに発売する写真集『Portrait』についてコメントを寄せた。
「写真集は41歳の誕生日である来年1月に発売されます。撮影は著名な写真家の操上和美さんが行い、撮影期間は8か月、560ページにも及ぶ大作です。オンラインでのトークイベントも発表され、申し込みが殺到しています」(テレビ誌ライター)
綾野といえば、今夏に放送されたドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の放送開始直前に暴露系ユーチューバーの“口撃”を受け、世間の注目を集めたことは記憶に新しい。今も、その影響は少なからず残っているようだ。
「テレビ局のドラマプロデューサーたちは炎上が起きることを恐れているので、スポンサーがつくCMやドラマのキャスティング会議では綾野さんの名前があがりづらくなりましたね。ただ、オファーの数自体は以前と変わっていないみたいですよ。実際に、10月7日には来春公開の映画『カラオケ行こ!』の主演を務めることが発表されていますし、現在は映画3作品の撮影を並行して進めています」(テレビ局関係者)
地上波の連続ドラマにはもう出ない
地上波で見かける機会が減っているのには、こんな理由もあって……。
「もともと綾野さんは、作品の質にとことんこだわるタイプなんです。地上波の連続ドラマでは、撮影期間や制作費の兼ね合いがあるため、納得がいかなくても妥協しなければならない場面が多々ありますからね。“視聴者が満足する作品が作れていないのではないか”と数年前から思い悩んでいたといいます」(制作会社関係者)
その結果、綾野が出した答えはというと─。
「今年に入ってからは“『オールドルーキー』が終わったら、地上波の連続ドラマにはもう出ないことにした”と周囲にもらしていました。というのも、もっと海外を視野に入れた活動をしていきたいそうなんです。綾野さんが初めてSNSのアカウントを開設したのは中国の『Weibo』でしたし、今もそこで出演作品の告知をして、ファンを増やしています。
地上波でも、単発のドラマであれば出演するかもしれませんが、今は世界的に評価される可能性のある映画や、全世界に配信されるドラマを中心に頑張りたいと考えているようですね」(同・制作会社関係者)
綾野は'18年の中国映画『破陣子』で、日本人男優で初めての主演を務めた。今年1月には、出演したNetflixドラマ『新聞記者』も全世界に配信されている。
世界進出の“GO”サインはまもなく!?