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ー 「喧嘩売ってきている」

 国会を欠席し続けているガーシー参議院議員だが、今日10日に懲罰委員会が開かれ、処分が検討されることなる。

 懲罰には、除名、登院停止、陳謝、戒告の4種類があるという。

 本人はテレビなどの取材に対し、「別に辞めさせたいなら辞めさせてどうぞ、と思っていますから」と懲罰もどこ吹く風で、「懲罰委員会が俺をクビにするんであれば、これから自民や他の党の人たちも、どんどん自分たちのクビ絞めることになりますよ。出席してない人いっぱいいますよね」と逆に他党を“口撃”。

 また、自身のインスタグラムでも「あくまでオレは元から国会いかん、日本帰らんで当選した人間」と主張し、国会欠席への非難に反論。

 さて、そんなファイティングポーズを崩さないガーシー議員だが、メーンの活動である芸能人暴露についても驚くべき発言があった。

 2月8日にインスタライブなどで生配信を行い、自分を名誉毀損で刑事告訴した人物を明かしたのだ。

 もともとこの生配信の主目的は別の一般人に関してなのだが、説明があまりに複雑すぎるため、こちらでは割愛する。

 その事案について激怒しているガーシーは、自身に向けられている刑事告訴の件にも触れた。

「俺のこと訴えてる人間にタレント1人おるっていったの綾野剛やねん」

「喧嘩売ってきている」

「裁判所の許可が必要となる捜索令状には、容疑とともに告訴人の情報が明記されるため、1月11日の関係先家宅捜索でガーシーサイドは告発人がわかったのかもしれません」(全国紙記者)

 しかし、綾野剛とともに暴露の対象となった新田真剣佑からは被害届は出ていないのだという。新田の弁護士から、「警察から(ガーシーへの)被害届を出すよう勧められているが、ウチの新田はお金の問題も解決しましたし、今後ガーシーさんと揉めるつもりはなく、全て終わったと思っていますので、警察サイドにも、被害届を出す気はないので勘弁してください、もう連絡もしてこないでください、と突き放した」という旨の話がガーシーの弁護士にあったのだという。

 だからこそ「俺はマッケンの結婚は祝福しています。もうこれ以上(暴露を)やる気はない」としたが、綾野の告訴には怒り心頭で、「剛のことは(暴露を?)やります」「喧嘩売ってきてるんだから買っていいでしょ」と“口撃”継続を宣言した。

 ただ昨年末に綾野の妻となった佐久間由衣については「良い子」と認めているため、「由衣ちゃんにはすげー悪いなと思う」と付け加えた。

 ガーシーにとっては懲罰委員会の結果よりも、警視庁捜査二課の動きが気になっていることだろう。帰国についてはこれまで「3月上旬」としていたが、ガーシーが所属するNHK党の立花孝志党首は8日、「今は帰国しない」とする説明文書を尾辻参議院議長に提出したという。

「ウソの正義よりも真実の悪」を掲げて選挙に勝ったガーシーだが、その「ウソの正義」との戦いの行方はーー。